カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

筒井康隆の「炎上」案件

筒井康隆の「炎上」ツイート案件、自分なりに感じるところを以下粗く書く。
http://shokenro.jp/00001452 ← 元の日記文。
ここから1037p4行目から6行目までがツイートされたのが「炎上」の発端。
https://twitter.com/TsutsuiYasutaka/status/849827508539105280
そのツイートについたブクマ群は以下
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/TsutsuiYasutaka/status/849827508539105280
さらに色々どったんばったん大騒ぎに炎上しているが、敢えてそこから先の展開については原則無視して以下書く。

1

筒井康隆の今回の「炎上」の文は、その文自体は「安倍晋三政府の論理性のおかしさ」の露悪ギャグとして構成的には成立している。
「少女像」に対する安倍晋三政府の主張はざっくりとこうだ。
1 安倍晋三政府のおかしな論理
1-1;安倍晋三政府は歴史的事実としての「慰安婦」問題を認めない。歴史的事実としてそれがあったことも、過去の自民党政府がそれを認めたことも認めない。← この時点でロジックが凄いことになっている。
1-2;「慰安婦問題があった(ある)」ことのシンボルとしての「少女像」が韓国国内に設置されることを安倍晋三政府は認めないし許さない。認めないことを態度で示すため駐韓大使を退去させた。 ← これもロジックが物凄いことになっている。
1-3;なぜ安倍晋三政府が「慰安婦」問題を認めないのか。それは日本人が韓国人少女を強制的に売春婦にしたりレイプしたりするようなそんな破廉恥なことをするわけがないからだ。 ← 素朴で偽善的で強固な感情
1-4;でも安倍晋三政府は何事もなかったように長嶺駐韓大使を韓国へ戻した。 ← 国際的破廉恥の上塗り。
それへ対して今回筒井康隆が書いた「ギャグ」は構成的には以下の通り。
http://shokenro.jp/00001452
2 筒井康隆による多重皮肉の構成
2-1;長嶺大使が韓国へ行くのなら、上記1-2のロジックはどういうつもりだったんだお前。
2-2;「慰安婦問題」を認めないから退去していた大使が戻るということは、論理的には「安倍晋三政府は慰安婦問題を歴史的事実として受け入れる」わけですよね(1-1の自己否定)? という皮肉。
2-3;「あの少女像は可愛いから」以降は、上記1-3の「否認していた戦中の破廉恥行為」を今度は少女像に対して再演を実際に今しているわけだし、もっとわかりやすく言うたるわ。レイプ被害者のシンボルにザーメンかけるような行為を安倍晋三政府はしとるんじゃ。
ギャグとしての構成は以上の通り。

2

ただしギャグは文脈に依存する。俺の上記ギャグ解釈は筒井康隆ギャグ解釈としてそんなに外れていないはずだが、ツイッターでギャグ部分だけ投稿すると、「文脈」が変わる。
ツイートしたのは筒井康隆本人ではなく、出版社の筒井康隆係の編集者だと感じる。(筒井康隆事務所というのがもしあればその事務所のツイッター係の人だ。)
筒井康隆のweb連載日記文から「面白そうな」部分を抜粋して投稿する、というのがその係の仕事だ。その係はあの部分が「ギャグ」だからツイートに値すると思い、ツイートした。
ところで筒井康隆の日記文はさほど面白くない。さほど面白くない日記文の中に珍しくギャグがあったから、係はあまり考えずにツイートしたと思うが、そのセンスはツイッター文化を判っていないセンスだ。

3

ツイッターには大量のネットウヨク文士が有象無象いるから、代表的なのは百田とか田母神とかだが、そういうネットウヨク文士は論理構成が壊れている文を連日ツイートしている。
彼らは日本会議的「嫌韓」「民族差別」感情に沿うことだけに心を砕いている。その感情に沿う為には論理構成は常に壊れるが、その感情共同体にとって重要なのは日本会議的「嫌韓」「民族差別」感情・「日本人が破廉恥なことをするはずがない」という素朴で偽善的で破廉恥な感情に沿うかどうかだけだ。論理など「サヨク」の戯言だ。文士ですらないネットウヨクはさらにそれを劣化させた言葉と劣化させた破廉恥な感情で連日ツイートしている。

4

筒井康隆の日記文中のギャグは、構成としては、1-1から1-4を揶揄するための悪趣味なギャグ2-3であったが、残念なことに、ベタに1-3と2-3を同時に言い放つネットウヨクの「感情に沿う」破廉恥文と内容と効果が一致してしまった。
なのでツイッターという「文脈」でそのツイートを見ると、ネットウヨクの言葉と何も変わらない。そのツイートを先に見てその後元の日記文を読んでも、俺が今構成を解体してみせたようにはもはや読めない。

5

「世の中には言っていいことと、言って悪いことがある」的批判は筒井康隆から見ると「またかよ、お前ら50年間同じことしか言えねえのかよ」と見える。
「世の中には言っていいことと、言って面白いことがある」と切り返したのは、若かりし頃の筒井康隆だ。この言葉は俺にとって座右の銘だ。とはいえね、どんなギャグの天才でも滑ることはあります。筒井康隆が滑ったというより筒井康隆ツイッターを担当していた人が滑ったと俺は解する。「太田が悪い」案件。
ブログランキング・にほんブログ村へ

小学3年生の姪に『けものフレンズ』見せたら冒頭2分を耐えられなかった、OPがなぜないのか

4歳の娘に『けものフレンズ』を見せてみる - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記 の続き。

1

小学3年生の姪が来たので、姪はマンガ好きに育っているので、購入したばかりの『けものフレンズ』BDで第一話を見せた。
第一話冒頭2分の壁を姪は超えることができず、飽きて、上映会中止。
やはり第一話冒頭2分がきつい。あの「狩りごっこ」のサーバルのバカ笑いがきつい。さらにその後、だいたい7分めくらいまでがきつい。

2

ところで第一話ではOPが最後に流れるが、ふと、この「きつい」冒頭部分は、本来OP『ようこそジャパリパークへ』が流れる予定だった部分だったんじゃないかな、と思い、動画を2窓にして、第一話冒頭50秒目、木の上からサーバルがジャンプしたあたりから『ようこそジャパリパーク』をかけて視聴してみた。

「狩りごっこ」の音声を消して、『ようこそジャパリパークへ』の歌を流し、「狩りごっこ」の動きを見る。
あまりおかしくない。ていうか、良い。少なくとも「普通」だ。
ようこそジャパリパークへ』の曲が終わるところと「食べないでください!」が尺的にはかぶるが、その後のかばんちゃんとサーバルの気まずげな沈黙(これも見ていて少しきつい)のところの尺を調整して、「狩りごっこ」の尺を少し伸ばせば、尺を合わせるのは難しくない。
放送直前までそうする予定だったんじゃないかなあ。むしろそうするのを故意にやめて、現在の「きつい」冒頭にしたんじゃないかあ。
じゃあ実際の放送でなぜああしたのか。
「狩りごっこ」のシーンで『ようこそジャパリパークへ』が流れるのは「おかしくない」し、むしろ普通のアニメの文脈だとそうするだろうが、たつき監督は「ここはもっと違和感がほしい」と思ったのではないかなあ。判んないけど。
サーバルがその後自己紹介で「ここはジャパリパークだよ」と説明することへ、かばんちゃんが感じた「違和感」を感じてほしい、と思ったんじゃないかなあ。
結果として『けものフレンズ』は大ヒットアニメになったけど、危険な賭けだったんじゃないかなあ、と思う。

3

2017/04/09追記、翌日2話まで鑑賞させることに成功した。
ブログランキング・にほんブログ村へ

仕事上のミスやトラブルは吐けない

1

ブログに時々色々吐いているから、どうにか生きていられる。
とはいえ、我が生業のミスやトラブルは、少なくともリアルタイムでは吐けない。
吐けないことのこのストレス。

2

けものフレンズ』ガイドブック第一巻が届いた。第二巻も無事予約できた。それが可能な程度の収入がある、ありがたいことだ。
親族が狂人であって四六時中ヒステリー起こしているこの狂人とあと20年程度付き合わなくてはならないとしてもだ。
親族の狂人具合というのは私的領域話題だから、吐くようになるまでの俺の精神的ハードルはゲロ高かったし、連日の老母の理不尽なヒステリーによる被害はひでえものだが、ブログ読者に伝わらなかった時の精神ダメージのほうが切ないが、ハードル越えさえすれば書いても何の害もない。
我が生業の事柄は、主観的に語ってもいい場合と語ってはダメな場合とあるが、本日抱えているのは後者で、これ抱えるときつい。
できるだけ近いうちにカラオケにでも行って絶叫してストレス発散する必要がある。きつい。
ブログランキング・にほんブログ村へ

昨年比で月の売り上げが倍増したことと、イベント毎に不味いものを食わされること

1

2015年の9月頃から、我が宿泊施設のweb予約システムを「じゃらん」が各宿泊施設に無料提供しているものへ変えた。ので昨年との比較ができる。今年の3月の売り上げはたぶん昨年比2倍から3倍だ。
販売部屋数は2割くらいしか増えていないので、今年は大人数による利用が多かったのだろうと思う。
売り上げが増えても俺や嫁の給料が増えるわけでもなく、たんに俺と嫁の休日が減るだけなので、さほど嬉しくない。

2

我が老母は不味いものが好きで、貧乏舌で、古くなって不味くなった刺身とか、小僧寿しとかがものすげえ好きだ。イベントごとに小僧寿しを我が老母は買いたがる。
4月3日は我が地域では雛祭りで、雛祭りだから小僧寿しを夕食に食べようと我が老母が激烈推したが、賢明なる我が嫁が全力で拒んで賢明なる我が嫁がチラシ寿司を作るという結論に至った。
我が嫁の舌は普通であるので、少なくとも小僧寿しはイベントに相応しくないと我が嫁は判断した。
俺はイベント毎に不味い刺身と不味い寿司を老母から食わされたので、特に田舎に戻って以降、刺身が嫌いだし寿司が嫌いになった。
d.hatena.ne.jp

3

けものフレンズ」EDの歌詞に「綺麗なもの探しに行こう、美味しいものたくさん食べよう」というのがあった。
けものフレンズ」7話で博士は主人公に「美味しい物を食べてこその人生なのです」と伝えた。

4

我が宿泊業の売り上げがどれだけ伸びても、俺と嫁の労働時間が増えて拘束時間が増えるだけだ。労働に拘束されるのならせめて食事くらいは旨いものでありたいというのは嫁が普通に望むことだ。それを望めない程貧困なわけではない。
が、我が老母が健在な間はイベント毎に不味いものを我が老母が望んで、俺たちはイベント毎に不味いものを食わされる羽目になる。俺たちは稼ぐことに何か意義があるのか。生きていることに何か意義があるのか。

5

我が老母は狂人で変態なので、俺たちが老母から逃れるために寝起きしている「離れ」に老母用のキッチンとトイレと風呂を作る、という思い付きにここ数日フィーバーしまくっている。
老母の立てる理屈は、
1;たまには自分も一人になってたとえば文章作業をしたい、そのために「離れ」で作業したい、で作業するに俺と嫁のトイレとかキッチンと風呂を使うのは心苦しい、だから自分の持っている金でそれを作る。
2;老母の参加している新興宗教団体が年に2回くらいバザーをする。そのバザーの作業をするために、「離れ」を物置として利用するが、その際にトイレとキッチンと風呂があると便利だ。俺と嫁が使っているトイレとキッチンを使うのは心苦しい、だからトイレとキッチンを新設したい。
以上が我が老母の立てた理屈。全部おかしい。
1;
俺たちの住む「離れ」にもう一つキッチンとトイレと風呂を俺たちの生活空間と別に作るかどうかは、以前、老母がすでに住んでいる俺たちの意向を完全無視して「離れ」の改築をした際に一度検討して「不要」と老母が判断して作らなかったものだ。改築時にトイレとキッチンを新設するのなら一万歩譲って判らんでないが、その時に作らないと老母が決めて、今更作るってどういうことだ。
2;
キッチンとトイレを「離れ」に新設するとなると、だいたい100万円から150万円くらいはかかる。
「一人になるために」150万円かけるのなら、近隣の比較的高級なホテルに100回は泊まれる。老母が「一人になりたい」ことなど老母が今後仮に30年生きて105歳くらいまで生きても絶対に100回を下回る。
3;
だいたい俺も嫁も、俺たちの生活空間のキッチンとトイレと風呂を老母が「バザーの物置」作業をしているときに使うことを反対していない。老母の理屈は初手からおかしい。
4;
老母が「一人で作業したい」のなら、我が宿泊施設には13棟のコテージがあるのだから、そのコテージを使えばいいはずだ。150万円かけて「離れ」にキッチンとトイレを作る理由などない。
5;
俺と嫁が住む「離れ」に老母用のキッチンとトイレと風呂を作られたら、少なくとも冬季の間、凍結防止の作業を俺たちが負担することとなり、凍結防止のための水道代だって無駄だ。
我が老母は主観的には「ケチ」だが、客観的には馬鹿げすぎて話にならないレベルの浪費家だ。
我が老母はケチ臭い作業を家族に強要するのはものすげえ好きだが、そのケチ臭い作業は桁が違う浪費によって成立している。損得勘定を冷静にすれば桁違いに損であることを、我が老母のケチ臭い趣味を維持存続させるに行うケースが多い。我が老母はバカで狂人で自分のしていることを客観視できないから自分がものすげえ浪費をすることでケチ臭い趣味を(家族を全力で振り回したうえで)成立させていることを絶対に理解しない。
6;
我が老母が俺と嫁の住む「離れ」に自分用のトイレとキッチンと風呂を作りたいというのは、俺と嫁の生活に過干渉したい介入したいという我が老母の変態趣味の発露であり、俺と嫁の目から見ればその変態性欲的欲望は明らかなのだが、肉親の無自覚な変態性欲をどうかわすかというのは重たい問題だ。姑の自分たちへの変態性欲をどうかわすかという重すぎる課題が我が嫁の身の上にかかっている。俺の身の上には40年前からのしかかっていて、この変態からどう逃れるかに50年弱の人生のうち約30年弱20年強費やしたが、相手が俺が当初予想していたよりずっと狂人で、俺が平均より無駄に同情的な性格だったため、決定的な時期に俺が間違った選択をしてしまって、こんな変態と同居して余生を過ごす羽目となった。本物の変態は自分が変態だとは絶対に認めない。
ブログランキング・にほんブログ村へ

未来予測能力とか、禍津神の加護とか

1

けものフレンズ」第一話でも描かれていたが、人間の特徴の一つは投擲能力だ。
投擲能力は「未来予測能力」と不可分だ。「こう投げればこう当たる」という予測能力と投擲能力はセットだ。そのため人間は未来予測能力を得た。
d.hatena.ne.jp
飛び道具の人類史―火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで
人間と獣を分ける分水嶺の一つは未来予測能力だ。
人間は時制を持つ。人間は歴史を物語り、未来を予測する。獣は「今」「ここ」だけを生きる、といったことをたしかコンラート・ローレンツが言っていたように記憶する、と言うと噓になる、この文は俺が言った。動物は「今」だけを生きるみたいなことはローレンツが言っている。
ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF)

2

未来予測能力は個人差が激しい。
我が老母は未来予測能力がほぼ皆無だ。少なくとも俺から見れば。
というか我が老母の未来予測能力は常人よりずっと劣っていて、たとえば年単位の未来の事柄は老母には想像できないし、想像できる人間がこの世にいるとは老母は想像できない。
老母の未来予測能力がそんなに限定的なものであるとは俺は30歳くらいになるまで想像できなかった。俺と老母は同じ空間にいて全く別の世界を生きている。
我が老母の場合さらに共感能力をほぼ完全に欠いているし特に親族への共感能力が全くないという特殊な性格であると俺が納得するのに俺は40歳近い年齢を重ねる必要があった。俺と老母は同じ場所にいて全然別な世界を生きている。そんな人間がこんな身近にいるのかと今でも信じがたい思いは時々ある。
我が妹一号は俺と同じ程度に未来予測能力があり、そして妹一号から見ると、母親に未来予測能力(別な言い方をすると「将来展望」とか「未来構想力」)が皆無で「今ここ」以外何も眼中にないことに俺が全く気付かないのをアホの極みとして感じていたのだろうと思う。

3

俺はたぶん、平均値より少し未来予測能力が高い。
俺の場合、特に「いかがわしい」もの(特に悪意の乏しい、自覚の乏しい「いかがわしさ」)への感度が、平均値より少し高い。
普通の人は「いかがわしい」人々によるさもしい謀略工作に日常的に接していたりしない。なのでそういうものへの感度というか危機感が俺より鈍る。
別な言い方をすると、普通の人は社会への信頼感が俺より高いので、「(悪意の乏しい)いかがわしい」人が与える社会影響力を俺より低く軽く見積もっている。

4


↑このツイート見てそんなこと思った。
実際には俺が「日本会議」関係を調べていたのは、「はてダ」で遡れる限り2005年、それ以前に「したらば掲示板」に何か書いていたとしても小泉政権より前には遡れない(と思ったけど、統一協会自民党の関わりについては90年代から情報集めていたの思い出した。[4/2 10:51])。俺は小泉政権にわりと好意を持っていた。「悪意をもって悪いことをする」政権だったからだ。安倍晋三にはその覚悟がないのに小泉とマスコミと2chが厚遇していたから気色悪かった。
「調べていた」と言っても俺は学術的訓練をしていないので、雑多な情報を集めていただけだ。「俺が学術的訓練していればなあ、その機会があったのになあ」とすげえ歯噛みしたし今も毎日歯噛みしている。
学術訓練の効能の一つは、現状確認スキル、未来予測スキルの知的足場を得ることだ。それを得ないで大学卒業する人は腐るほどいるみたいだが。俺はその辺に平均より少しセンスがあったらしいと卒業してだいぶしてから気づいてこの年齢になっても悔しさに毎朝目が覚める。だから学生よ、己のなすべきことをなせ。目の前の課題に全力を尽くせ。

5

のいほい(菅野完)さんという覚悟を決めたジャーナリスト(他称)が「日本会議」について、ねちっこく調べ上げ、森友学園問題でもキーマンの一人になっているのを心強く感じる。逆に言うと、のいほいさんより条件の良い環境にいる大手マスコミ人はのいほいさんに匹敵する報道をあまり出していない点で、昔から感じているけど、権力補完機構なんだよなあと改めて感じる。
今回朝日新聞はやっと安倍晋三のケツを舐め続けても安倍晋三にとっては永久に不倶戴天の敵扱いなのだという自分の位置を少しは気づいたのかどうか知らんけど、違うだろうな。
以下一行陰謀論なので飛ばし読みしてほしいんだが、韓国の朴槿恵大統領スキャンダルは、韓国への米国の統制力が米国大統領選で弱くなって、韓国内大統領権限と韓国内警察権力との抗争が後者に有利に働いて大統領引きずり下ろしに至ったと俺は感じていて、同様に、米国トランプ大統領と米国共和党の不協和音の結果、安倍晋三政権にとって不利な報道を喜ぶジャパンハンドラーの歓心を買うからジャパンハンドラーの飼い犬な朝日新聞が今回スクープできました、という悲観的陰謀論ががっつり俺の内面にいるが、この一行忘れてくれ。かつてソ連のスパイで有名な記者が存在したと聞く(誰がそうだったのかまでは俺は知らない)朝日新聞にジャパンハンドラー系記者がいないわけがないとも思う。以上陰謀論
左翼方面・体制批判方面の中枢に、権力補完勢力肝いりがいるという場面は俺もチラ見した光景ではある。
d.hatena.ne.jp 
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/1274/1081957958/l50jbbs.shitaraba.net
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/archive?word=%C5%C4%C5%E7%C2%D9%C9%A7d.hatena.ne.jp
週刊金曜日」が「日本会議」に全然ツッコミを入れないでのいほい氏の過去の個人スキャンダルばっかり書いているのも同じ臭いがする。
東京新聞テレビ東京はそういう権力圏外にいるから、特にテレビ東京が今回報道頑張っていて心強い。

6

ところで12年くらい前に俺が情報蓄積していた事柄が、俺は全然力になれていないけど、のいほいさんの研究とか根性とかによって全国ニュースになったように、俺には禍津神の加護があるようで、災厄とかトラブルがあるほうが自分自身の運勢が伸びる感じがある。

7

話違うんだが、河口湖にはハーブフェスティバルというイベントが毎年あり、今年で26回目だ。
今までメイン会場は八木崎公園だったが、八木崎の地元住民が公園を「観光客用」ではなく「地元住民用」に作り替えたので、今までのようにイベント来場者を大量に八木崎公園で受け入れることが今年からできず、メイン会場が俺の住む大石地区の大石公園に移る。
このことは数年前から町の苦悩材料で、大石地区の観光協会と町の観光課は対策対応準備にここ数年かけている。

8

で、八木崎の方のイベントを今まで町が管理していたけど、今回から「河口湖観光連盟」が仕切るよ、という発表が先日町主催の会議の席上あった。
河口湖観光連盟」が八木崎のイベントを仕切るなんて話は、俺は「河口湖観光連盟」の理事の一人だが、まったく初耳だった。現在の理事長はそういうことをコソコソとやりたがる人だ。
八木崎観光協会長も「観光連盟」の理事の一人なのだが、全く初耳で、初耳どころかその発表の意味を全然理解できていなくて、町主催の会議の席上、八木崎のイベント規模が縮小するのなら出店料をもっと安くしてくれと町に要望したりした。
イベントは「町が管理」していたのを今年から「民営化」=「観光連盟が管理」することになり、あなたはその管理団体の重要理事なのだ、という事実をこの方はまったく理解できていなかった。民営化など日本には100年早い。
それはそれとして、この人に事前に承諾を得ず、理事会を通さず重要決定をした連盟会長の人柄は疑われてしかるべきだ。連盟会長がそういう人だというのは俺の目からは明らかなのだが他の方は未来予測能力が俺より乏しいようで全然気づかないみたいだ。八木崎観光協会長は連盟会長の子分なのだが顔面踏んづけられるような今回の出来事でそのことに気付いただろうかどうか。あなたが彼の子分でいても彼はあなたに寄与しない。
d.hatena.ne.jp

9

俺には禍津神の加護があるようなので、だからたぶん河口湖観光連盟もそう遠くないうち、たぶん10年以内に、この辺も含めそれなりにスキャンダルが報道されるんじゃないかなあ、と、霊告を得ているんだけど、どうだろうね。
ブログランキング・にほんブログ村へ

嫁との会話と森友学園事件

1 ちょっと前

俺「この森友学園が異様に安い金額で土地購入した事件あるじゃん? ネットだと話題騒然だけど、テレビには全然出てこないよね。安倍晋三が報道抑えているんだよね」
嫁「ふうん」

2 数日前

俺「森友学園スキャンダルって、朝日新聞のスクープだけど、籠池理事長を口説き落とした菅野完ていうジャーナリストがすごく重要なんだ。」
嫁「ふうん」
俺「それで思い出したけど、俺、菅野完と携帯電話番号交換しているんだ、ほらこれ」
嫁「ふうん」

3 昨日

俺「籠池理事長の答弁の時、隣にいた代理人て、俺たちの結婚式に来てもらう予定だった人だよ」
嫁「ああ、山口貴士さんて人ね」

4 今日

俺「籠池理事長に枝野幸男さんが質疑したそうだね」
嫁「昨日の話ね」
俺「森友学園事件のジャーナリストと携帯電話番号交換しているだの、籠池理事長の代理人と知り合いだの、枝野幸男さんと知り合いだの、嫁さんが相手でなければ、頭おかしくて入院を家族が検討するような話だね」
嫁「統合失調っぽく聞こえるね」
俺「集団ストーカーがどうこう言いだすレベルでやばく聞こえるよね」

youtu.be

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキング 

ヒステリー症の伝染とか

1

俺は男としてはわりと穏やかな人格だと思っていた。

2

我が老母はすげえヒステリー症で、一年のうち300日くらいヒステリーを起こしている。若かりし頃からそうだ。

3

ヒステリー症は伝染する。というか、老母のヒステリーの矛先は、俺がいる限り俺に常に向かう。俺は老母のヒステリー処理係を10歳代の頃から延々させられた。そんな狂気な環境に人間は耐えられるものではない。

4

過日、村のおっちゃんおばちゃんおじいちゃんおばあちゃんたちと小旅行した。村住民のおっちゃんおばちゃんたちの人格の穏やかさに驚いた。
たぶんあの集団の中で最もヒステリー症なのは俺だ。

5

1月から3月にかけて、俺は情緒不安定だった。
1月頃の生活 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記
2月頃の生活 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記
  情緒不安定の原因は判らない。
事実として、起床時刻が馬鹿みたいに早く、午前5時に目が覚めた。馬鹿みたいに起床時刻が早いのは、男性更年期障害ではないかと自分を疑った。
我が老母は常にヒステリーを起こしていた。
俺は起きている間、ふつふつとヒステリーのさざ波が内面に沸いた。飲めば常に悪酔いした。

6

3月後半になり、起床時刻が6時半くらいになった。情緒も2月頃よりは安定した。

7

思うに、人間は穏やかな生活をできればそれ以上に望むことは少なく、それ以上に得たものはボーナスのたぐいだ。
老後に穏やかな人格で過ごせるというのは凄いことだ。
我が老母は若かりし頃からヒステリー症で、ずっとヒステリー症で、老年に至り老人性ヒステリー症となり、早く死ねばいいのに。
俺は自分のことを穏やかな人格だと思っていたが、ヒステリー症は伝染する。ヒステリー症が伝染したことが判るのがつらい。

8

飲酒せずに寝る日はないが、少しでも頭をボケさせるために飲酒している。俺はヘビースモーカーだが、少しでも早く頭をボケさせるためにヘビースモーカーでいる。
だがアル中にかなり肉薄しているが、頭がボケても悔しさとか残念な気持ちとか憤りとかそういう感情だけは残る。残念なことだ。完全にアル中となり海馬が委縮しても悔しさとか憤りとかやるせなさとかそういう感情だけは残るのだろう。脳内の爬虫類的部位の感情なのだろう。ヒステリー感情も爬虫類的部位が支配しているのだろう。
知的好奇心とか向上心とか精神安定とか穏やかさとかそこは大脳新皮質が司っているのだろう。海馬が委縮したらそこから委縮するのだろう。残念なことだ。まことに残念なことだ。