カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

情報操作やらアメリカ発国策捜査やら


ライブドア野口「自殺」報道について。警察とテレビ朝日が組んで、世論操作をしている、という指摘。この見方に原則的に賛同する。
http://critic2.exblog.jp/2654548
http://critic2.exblog.jp/2646045#2646045_1

防衛庁官製談合事件で、小沢一郎前原誠司らの利権にまで伸びるか、という記事。
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2006/02/post_44ca.html

検察の後ろにいるのはロッキード事件の時と同じくアメリカではないか、という観測。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/1274/1099074083/245-247
リンク先では「北朝鮮と独自外交をしようとしたから小泉がアメリカに潰されようとしている」のではないか、と観測しているが、私の意見はちょっと違う。小泉・安倍晋三の「日本核武装」路線をアメリカが拒絶した、と思う。
あれ? 書きながら思ったけど、これって同じことの両面かな。東アジアの主導権を日本には与えない、東アジアの主導権はアメリカにある、という意味で。
アメリカはたぶん中国との外交重視へ政策転換を図り、米中関係構築の上で、小泉・安倍晋三は不要・有害だとアメリカ(と中国?)が判断したのかな。クリントン政権末期のときもパレスチナなどで突然和平融和をアメリカ主導で行なった前例があるけど、ブッシュ政権末期もよく判らんけど色々政策転換しているのかね。
西村眞悟が「国策捜査」されたときのスケールの大きいのが今回のスキャンダルラッシュなのかな。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20051130#1133290956 あの時も「狡兎(こうと)死して走狗烹(に)らる」だったけど、小泉・安倍晋三くらいに宗主国アメリカの忠実なる犬を演じていても、「狡兎(こうと)死して走狗烹(に)らる」わけなのだよな。だから米軍なんて日本にいつまでも置いておくなよ。寝首を掻かれるだけなんだから(米軍三沢基地は日本の情報を収集することを仕事にしている)。
ロッキード事件田中角栄といえば。
田中角栄が「日中共同声明」を結び中国との国交正常化した後、「日中平和友好条約」を結んだのは福田赳夫だった。
http://list.room.ne.jp/~lawtext/1972Japan-China.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E7%94%B0%E8%B5%B3%E5%A4%AB
ライブドアスキャンダルは小泉・竹中ラインを潰そうとしている、と考えられる。ヒューザー耐震偽装事件は公明党安倍晋三にダメージがある。となると、アメリカが次期総理に選ぶのは福田康夫か?
もっともヒューザー自民党森派献金をしているのだから、森派自体がダメージを受けている中で福田康夫だけダメージを受けないというのも奇怪すぎる展開なわけだが。奇怪すぎる展開になるかな。つい先日まで猛烈な無能ぶりと低能ぶりを示して小泉に気色悪いほど癒着していた検察が、突然有能になって、突然愛国に目覚めて強気の捜査をしているという、有り得ない奇怪すぎる物語を日本人に誰かが押し付けようとしているわけだけど。
(つい先日までの、猛烈な無能ぶりと低能ぶりを示して小泉に気色悪いほど癒着していた検察については http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060111#1136961879 )
歴史は繰り返す、最初は悲劇として、二度目は喜劇として。というマルクスによる箴言があるが、我々はこの喜劇を喜劇として正しく捉える必要があるのだと思う。我が国家はみっともなすぎる。わが国に対して赤字まみれなアメリカに、なぜこんなに我が国家の政治中枢がコントロールされきっているのか。アメリカのコントロールしようという意志より、日本権力のコントロールされたがっているマゾっぷりが異様である。
4;補足

安倍晋三といわゆるホニャララ団との歴史
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-71.html

うん、このリンク先の記述が正しい。だから私がだいぶ前に書いた http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1064494691/2 の記述を謝罪して訂正します。森派とべったりなのは稲川会・住吉会です。
関連 http://ameblo.jp/nihonkokunokenkyu/archive-200507.html

何はともあれ、テレビ朝日逝ってヨシ