カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

運命線と太陽線が薄らいでいる件

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http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20080221#1203534886の続き。
ふと気づくと運命線と太陽線が薄らいでいた。自分が果たすべき歴史的役割をちゃんと果たしていないってことかなあ…。よく判らんけど。「ソロモンの輪」とマネジメント線と火星環が今年になってからわりとクッキリ現われていて今もクッキリしているのは、よく判らんけど平穏な生活をするなってことなのかなあ? 以上オカルトでした。
たぶんアレだ。今話題になっている自民・民主・高市早苗による「青少年ネット規制法」は、以前出た「青少年有害環境対策基本法」の復活版なんだが、これの出版規制法案バージョンも現在出ているのに、全然私が話題にしていないし、ちゃんと情報を収集整理もしていないし、読者諸氏諸兄へ警告もしていないから、不可逆的回復不能臨界点に近づいているぞという、天からの警告だ。もし後の歴史を叙述する人がいて、もし私に着目したら、「なぜこの時ちゃんと動かなかったのか?」と記述されるだろうな、とは思う。

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久しぶりにスパムが来た。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20070913#1189622791 ←ここに。

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塾で教えている、一昨年の「読書少女」http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20061129#1164750016 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20070316#1173980468に匹敵する国語力の美少女小学生が、国語で7000人中20番以内の成績をとった。彼女はここのところ成績不振が続いていたので、ちょっと安心。この成績はけっこうべらぼうにいい。ただし一昨年の「読書少女」に比べ「お勉強」は頑張っているが「読書量」が少ないので、成績の波は今年の「国語力少女」のほうが激しい。
国語力とは相手の意図やら気持ちやらをいかに読み取り言語化するかということなので、国語力が豊かになるとたぶんそのうちテレパシーが使えるようになる。頭が弱く幼稚な人間は他人にテレパシーを要求しがちなもので、そういう人の読解能力は未熟で崩壊しきっていてお話にならないものだが、即ちテレパシーとは俗なイメージとは逆に、言葉が未発達なまま伝わるのではなくて、言語能力を鍛えた抜いた果てにあるのだろう。と思いついたのでここに書いておこう。
国語力は第二次性徴が始まるとぐーんと伸びる傾向がある。脳内受像器が身体の成長に伴い発育するんだろうなあと思う。

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「国語力少女」と「テレパシー」からの連想なんだが、以下学術的にちゃんと研究されているわけではないんだが、日本語の文体は1950-60年代まで「学術系」と「文学系」に分断されていて相互に読解不可能だったように1950-60年代頃の本を読むと感じる。「文学系」の言語は情緒に価値を置き、「学術系」の言語は欧州の学界を準拠枠としていて、そのため相互の文章に強い違和感を覚えていたように思う。遠山茂樹らの『昭和史』http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20070911#1189453021への亀井勝一郎による批判とか、丸山眞男の「タコツボ型」概念はそういうことを指していたと思われる。
で、この国語文体の断絶・相互違和感は、たぶん現在はかなり少なくなっていて、ほぼ消失したと思われる。断絶が消失した決定打は、webで「文章で」相互コミュニケーションを行なうようになったことだと言えるんじゃないかなあ、と私は思うんだが、以上は単なる思いつきであり、卒論やレポートのテーマを探している学生諸姉諸兄に研究を深めていただきたいと書いてぶん投げる。マンガしか読んでいなかった人がこれだけ長時間これだけ大量の文章を読んでいたら、たとえその文章のほとんどがクズ文であっても、読解能力においてそれなりの訓練がなされているはずだし、記述能力はさらに訓練がなされ、日本語という言語空間自体を一定程度変容させているはずだ。もちろん現在でも技術者と非技術者の間では言語は断絶しているわけだけど。

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メモ。思いついたネタ。
「お前、万能なんだろう?」とスーパーヒーロー…いやスーパーヒロインにしておこう…スーパーヒロインにまとわりつき「何でその能力を俺のために使ってくれないんだ?」と物凄く厨な要求をするストーカー。スーパーヒロインの行く先々に超人的努力で辿り着き、さまざまな事件解決のために涙ぐましい努力をしているスーパーヒロインの邪魔を、超人的努力でもって行なう。スーパーヒロインへの嫉妬と憎悪がストーカーの心を占めている。「なぜお前は俺を救ってくれないんだ?」スーパーヒロインの活動の邪魔と妨害をするためだけにストーカーは全力を尽くし、常人には絶対にできないこともやり遂げる。
スーパーヒロインは日頃は女子高生で受験生で、あまり裕福な家庭ではなくて、国立大学目指して受験勉強中。勉強に身を入れたい。
以上、メモ。もう少し煮詰めれば短編マンガとして成立しそうだ。

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画像はhttp://piapro.jp/a/content/?id=1qj04oy2gfo2pbyoから。