カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

「保坂展人と語る、マンガ規制・ネット規制の今」、まずまず成功に終わる

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20090324#1237848562で告知していた、4月4日の「保坂展人と語る、マンガ規制・ネット規制の今」、まずまず成功に終わる。スタッフ諸姉諸兄に敬意を示す。私は仕事の後参加したので、開始後1時間、中休みから参加。打ち上げの後、友人とも個別に軽く打ち上げ。この友人が人生をこれに費やしてくださっているお蔭で、運動が成立している。
聴衆からのイベントレポートをwebで拾ったのでメモしておく。

9 名前:白熊 @バックスさんのところの ◆ysIDnrGFg2 投稿日:2009/04/04(土) 23:24:20 0

さて、本日、衆議院議員保坂展人氏が参加する、児童ポルノ禁止法の改定を批判する講演会が開催された。〔略〕性の刑事法を調査してきた一人として猥褻物を巡る議論には大きな関心を抱いているので、聴講に向かった。 今回の講演会はTVカメラで撮影されており、後日ニコニコ動画にもアップロードされる予定とのことだが、その前に少し早く以下で概要を報告する。 〔略〕
今回の講演会の正称は、「保坂展人と語る、マンガ規制・ネット規制の今」。 東京都杉並区にある保坂展人氏の事務所で行われた。
主催者は「コンテンツ文化研究会」という2008年の末に発足した団体で、保坂氏は支援者として会場を提供し、ゲストとして招聘された形になる。 彼と同じく猥褻物規制の問題に精しい、弁護士の山口貴士氏とジャーナリストの渋井哲也氏も来賓として招かれた。 また、司会は漫画家の山本夜羽音氏が務めた。
もともと個人の事務所の一室を会場としているため、収容できる人員には限界があり、主催者もそれを見越したのか、インターネットを除いて大々的な事前の告知は行われなかった模様。開会の時点で参加者は30名ほどであった。 また、フリーのジャーナリストが幾人か、撮影機を携えて取材に来た。しかし、著名な新聞社・雑誌社の記者は来なかったようだ。 保坂氏が講演中に、「本当は大手のマスメディアこそ、この場にいなければおかしい」と語っていた。 余談だが、今回の講演会が、保坂氏の事務所で開催された初のイベントとなるらしい。
開場は17:30で、開会は18:00。 2時間ほどで終了するように予定されている。傍聴者は事前に受付で要点を総括した資料を手渡されるので、それを眺めながら18:00まで待つことになる。
しかし、18:00を過ぎても保坂氏は現れなかった。保坂氏は本日の昼間、テレビ朝日で『TVタックル』の収録に参加していたのだが、北朝鮮による人工衛星打ち上げの報道が原因で収録が延長され、スタジオを出発するのが遅くなったらしい。結局、保坂氏が事務所に到着したのは18:25のことで、それまで弁護士の山口貴士氏が児童ポルノ禁止法の概要について解説し、場を繋いだ。なお、遅れてきたのは保坂氏だけではなく、かなりの傍聴者が18:00を過ぎてから入場してきた。当初は前述の通り30人ほどだった傍聴者も、最終的には50人を超えたと思われる。座席が足りなくなったので、講演中、急遽スタッフによって新たな椅子が追加された。
児童ポルノ禁止法の改定には、二つの異なる論点がある。うち一つは単純所持の禁止であり、もう一つは創作物の違法化である。創作物の規制については、推進派も審議を来期に回すことにしているようなので、今回はより緊急性の高い、単純所持をめぐる議論が中心となった。
さて、児童ポルノの単純所持を禁止する法案に対しては、これまで冤罪の可能性を理由に批判が加えられてきたが、山口氏は新たな視座に立脚し、冤罪とは異なる問題点も提示なさった。例えば、児童ポルノを処罰する根拠として、しばしば、「アダルト作品に出演させられた子供は強い精神的なトラウマを受ける。たとえ子供が出演に同意したとしても、それは未熟さゆえの判断なので、子供の本心とはいえない」 ということが主張される。 これは、「子供の自己決定権」を理由に児童ポルノの正当性を唱える人々への反論である。要するに、子供の同意は「真の同意」ではないから、結局児童ポルノは悪質な存在でしかないということだ。しかし、山口氏はここを突き、「アダルト作品に出演した少女が、成人してから過去の撮影行為を承認し、ポルノの流通を認めても、現行法・新法のもとではなお免罪の理由にならない」ことを指摘する。本当に「強制された」児童ポルノだけを処罰したければ、成人してもなお女優が「自分の汚点ではない」と明言する出演作は、処罰の対象から外さなければならない。それができない以上、推進派が唱える「ポルノの規制は子供の人権を守るため」という論法は、詭弁にしかなり得ない。むしろ、女優の意思に関係なくポルノを一律に禁じる行為は、子供=出演者の権利を逆に制約しているとさえいえる。山口氏から提示された論点は他にも多くある。その全てを書くことは残念ながらできそうにないが、たとえば、「児童ポルノの単純所持を禁止すると、本人だけでなく家族まで巻き込まれることになる。子供が児童ポルノを隠しているのを父兄が見逃すと、共謀共同正犯として処罰される。なぜなら、「単純所持の禁止」とは、読まずとも持っているだけで犯罪とみなすことだからである。実際に自分(山口氏)が弁護した事件の中に、恋人の家に泊まったら、実は恋人が大麻を隠し持っていたらしく、大麻の存在を知らなかったその人まで共犯者として逮捕・起訴された少女の例がある」だとか、「ストリートチルドレンは貧しさのために衣服を着ていないことが多いが、彼らを撮影した写真も児童ポルノとして摘発の対象になるのかといった相談が現実に増えている」といった、弁護士ならではの実体験に基づいた言説が語られた。
そうこうしているうちに保坂氏が到着。「児童ポルノの単純所持を禁じるのは国際的な流れ」というまことしやかな言説が本当かといった検証や、J・T・シーファーやアグネス・チャンといった人々からの「外圧」にも言及されつつ、論題は出会い系サイト規制法児童虐待防止法の問題点に推移していった。「児童虐待を防止する法律の何が悪いのか」といった反感もありそうだが、警察官の強引な介入を招いたり、悪意を抱いた少女によって事件の捏造が引き起こされたりと、たとえ理念には賛同しようとも、安易に追認できない現行法の問題点が浮き彫りになった。なお、保坂展人氏は何年間にも亘って体罰・虐めの問題に取り組んできた方であり、決して児童虐待を擁護していない。換言すれば、そのような児童の保護を第一に考えている人々でさえ、これらの法律の弊害を感じ取っているということである。
また、今回は、2008年に義務化の動きが興った携帯電話のフィルタリングについても長時間が割かれた。これはジャーナリストの渋井哲也氏が中心になって論じられた。フィルタリングといえば本当に有害なウェブサイトだけを排除するというイメージがあるが、実際にはかなり機械的な部分が多く、しかも携帯電話のフィルタリングは、PCと異なり融通が利かない。排除されるウェブサイトの範囲も非常に広く、決してアダルトサイトだけが対象ではない。これは今日知ったことだが、政治や宗教の話題さえ一律に排除されるらしく、社会民主党金閣寺の公式ウェブサイトでもエラーが出るらしい。その実態は、あらかじめ演壇に用意されたスクリーンへ携帯電話の画像を映し出すことにより、実演された。 …訂正: 携帯電話のフィルタリングの件だが、現在、社会民主党の公式ウェブサイトは流石に排除の対象から外された模様。ただし、保坂展人氏の個人のウェブサイトは今でも全く表示されない。
児童ポルノ禁止法、出会い系サイト規制法児童虐待防止法、携帯電話のフィルタリングの話題が一通り終了したところで、時刻は20:00となる。ここで傍聴者からの質問タイムに突入する。一つ目の質問は「民主党の対案の問題点について」。弁護士の山口氏が回答した。民主党は単純所持の禁止と創作物の違法化に反対する代わりに、対案としていくつか現行法の強化を求めている。山口氏が問題視したのは、児童ポルノの定義に「ことさらに児童の性器を強調したもの」を追加し、単純所持は禁止しないが「反復して取得」する行為は処罰すると明示する規定である。 「ことさらに性器を強調」の規定を新設するとは、要するにヘアヌードや過激な下着の違法化であり、かえって児童ポルノの定義が広がることになる。 「反復して取得」については意味が不明確であり、同じ作品を2つ所有すれば違法なのか、別の業者から買えば違法なのか、それとも児童ポルノを2つ所持すれば違法なのかが不明だとのことである。
二つ目の質問は「児ポ禁法の改定を防ぐために、一介の支援者は何をすべきか」。これには政治家の立場から保坂氏が回答した。保坂氏によれば、代議士に電子メールやファックスを送るのは効果が薄いらしい。それよりも、作家やジャーナリストに訴えて記事を発信してもらったり、今日のように大きな集会を開催したりすることの方が意義があると語っていた。
ここで質問も終わり、閉会かと思ったら、上智大学の教授であり、メディア法の専門家である田島泰彦氏が客として傍聴席にいることが発覚。司会者からの要望で、5分間ほど、飛び入りで簡潔な講演をなされた。 そしてゲストの方々が最後に一言ずつ所感を語り、20:30に閉会。

このレポートにはツッコミを入れたいところもあるんだが、突っ込まないでおく。

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画像はhttp://piapro.jp/content/5adwbzq9n2bplb7kから。

進展、父に会う

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20081001#1222798091 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20081015#1224001749 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20081221#1229866934 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20090122#1232557375の続き。1月25日日曜、父母と権五郎神社へ年始。
4月5日、新宿にて父に会う。その前の3月頃、実家のことを思い出すことが多くなりすぎて私は精神バランスをやや欠く。父からの申し出には感謝すべきだろうと思う。
父と別れた後、読書しようとするが全然本の文字を追えず。父母のことを考えると思考力がそれだけですべて埋まり、読書能力がものすごく低下する。
私が小学生の頃から大学生になるまで父は長く病気をしていた。病名が分からず、本人はつらい思いをし、母と私は苦労した。母は人を思いやる気持ちが薄いところがあった。後年、ウィルス性肝炎の研究が進み、病名がそれだと判明した。その頃にはすでに父には抗体が出ていた。ふつうこれは母子感染なので私には感染していないだろうと父母は言ったが、検査してみたら私もウィルス性肝炎の抗体が出ていた。おそらく小学生の頃罹っていたようだ。父母は私も肝炎に罹っていたことを記憶しないようだが。
ところでウィルス性肝炎はミドリ十字による薬害でずいぶん蔓延した。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1084561243/l50

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