カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか

共謀罪反対スピーチ記録

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1073351019/l250
2004/10/07に書いたもの。

過日、共謀罪反対イベントというのに出席させてもらって、ちょっとだけスピーチした。〔会場に〕公安調査庁が張り込んでいると聞いたので、
「警察はろくなもんじゃない。それをチェックする機関もない。理屈上、国家公安委員会が警察をチェックする仕組みになっているが、国家公安委員会は実態がない。だから、リストラ対象官庁である公安調査庁が、警察をチェックする機関である国家公安委員会の実体になれないかどうか、ここにたくさんいらっしゃる公安調査庁の人々はぜひ検討されてほしい」
と、スピーチした。
公安調査庁もヒマに厭かせて平和運動団体もNGOもオンブズマンも調査対象にしているドキュソ団体だということは百も承知だが。
「さて、『共謀罪』がなぜ持ちあがったかについて、私は(会場の他のスピーカーとは)全然違うラインから聞います。
バブル以降、日本経済の中枢にヤクザが食い込み、ヤクザが国際的に展開している、という側面があります。たとえば山口組後藤組日本航空の個人筆頭株主です。本来はこういう連中を取締るのが『共謀罪』の目的でした。
元・神奈川県警本部長、城内康光は、『日本会議』役員で、松下政経塾顧問で、倅〔城内実〕は保守新党の熊谷に選挙で勝って自民党で議員してますが、こいつ〔城内康光〕が本部長時代にレイプ事件起こし、山口組後藤組に弱みを握られ、坂本堤弁護士殺害事件を隠蔽工作したと聞きます。
上程されている『共謀罪』案へは、こういう国際ヤクザを取締れるのかどうか、という視点から論じるのも『反対論』の一つのありかただろうと思います。
 在日コリアン暴力団・柳川組の組長、柳川次郎は、昭和44年に解散した後、右翼団体亜細亜民族同盟』というのを昭和48年に作り、日韓親善友好会名誉会長、韓国民主平和統一諮問会議委員、ソウルオリンピック支援活動をし、統一協会の政治部である勝共連合と一緒に大挙して訪韓したり、金大中事件に関わったり、許永中とつるんでいたりしました。
柳川は昭和66年に死に、その後を現在、元公安調査庁でスパイ活動していた佐野一郎という 人間が引継いでます。
    (典拠;木村勝美『山口組若頭暗殺事件』イーストプレス、2002年、p174。)
つまり公安警察公安調査庁は国際ヤクザと『共謀』しているわけですが、『共謀罪』では、こういう国際ヤクザと『共謀』している警察や公安調査庁を、ちゃんと取締れるのかどうか、は、アピールすべき一つのポイントだろうと考えます。」
といったスピーチした。
私にスピーカーとして期待されたのは「表現の自由」活動実践あたりだったのだけど、その期待とは全然違う内容話している間に時間切れになった。
 あんまりに他の人たちとはスピーチ内容が違っていて浮いていたから、その後ちょっと尻の座りが悪かったが、イベントではソコソコ同人誌を買って下さる方がいて、けっこう生活費の足しになった。本当に助かりました、購入下さった皆様、ありがとうございます。
後で個別に聞くと、それなりにスピーチの内容の受けは良かったようだ。とはいえ、「左翼」業界の人、ヤクザのこと全然知らないのだろうか。…「共謀罪」反対運動なんて一番ヤクザに利用されそうなのに、とは思った。その辺どうなのか打診してみたとこ、とりあえずイベントにはヤクザは関わってなかった。そりゃまあ直接関わっているわけがないけど。
 …そういえば池袋駅前で週末にしょっちゅう街宣している右翼も、仰天するほど純朴なバカで、彼らが師事している上部右翼が北朝鮮と麻薬密輸している住吉会だとは全く知らなかったから、どうなんだろうね。
 この手の、政治行動の不毛は、どこか後ろで制度設計しているやつがいるのかな。どうなんだろうね。

その後、この集会から出た『「治安国家」拒否宣言―「共謀罪」がやってくる』*1には山岡俊介氏などヤクザに詳しいライター諸氏が参加していたので、ヤクザに利用されるかも、という私の心配は杞憂だった。いい本ですよ。

*1:

「治安国家」拒否宣言―「共謀罪」がやってくる

「治安国家」拒否宣言―「共謀罪」がやってくる