カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

新語法(ニュースピーク)時代の日本

暗いニュースリンク」から以下転載。
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/09/post_7c56.html

新語法(ニュースピーク)時代の日本

戦争は平和である
自由は屈従である
無知は力である
ジョージ・オーウェル 『1984年』)

戦場は非戦闘地域である
裏切りは公約である
広報は報道である
(2005年9月11日後の日本)

とても素敵な文だけど、蛇足すると、日本の政治言説・社会分析言説は、だいたい1930年ごろからずううーっと「新語法」の世界にあると思う。例外的に「新語法」の外にいる人もいるけど。清沢冽とか、丸山真男とか。
オーウェルの文章は、びっくりするほど今の日本を的確に言い表しているから、未読な方々はぜひ一読されたし。
「オタク」については「鯨の腹の中で」という良い文章がある。