カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「核武装論」利権と暴力団

以前書いた記事を以下再掲しておく。

119 名前: カマヤン 投稿日: 2004/09/12(日) 17:42
 浜田幸一は元々、稲川会系暴力団組長だった。稲川会と浜田幸一の政治見解を仮に同一視してみよう。稲川会が核武装論を主張している、と、想定する。この合理的理由・実利的理由は何か?
 核開発には軍事機密がつきもので、行政に秘密が増えるほど、ヤクザのシノギの舞台が増える。また核開発や兵器開発軍需産業には機密費がつきものであり、この機密費は稲川会はじめ暴力団及び右翼の活動費として流用される。
 核施設には、正規の職員には立入りさせられない核汚染物質処理の仕事がつき物であり、核汚染物質処理は、暴力団が浮浪者をスカウトすることで、処理されている。ここにも暴力団利権がある。
 つまり浜田幸一核武装論を唱えるのは、決して国防的理由からではない。シビアに国防的見地から考えれば、核を主体とする戦争へ持っていった瞬間に日本の敗北は決定する。その意味、核武装論は国防に寄与しない楽観論だ。ブラフとしての核の能力は全く無意味だ。ICBM時代ならともかく、核攻撃の想定は戦術核時代になっており、「いかに核を使うか」が核装備の基本線になっている。ブラフとしての核を希求するより、国際法で核を廃絶するほうが、よほど現実的だ。
 シビアに国防的見地から考えれば、三沢に存在する米軍の諜報施設をいかに日本から撤去させるかがむしろポイントだ。

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