カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「行き過ぎたジェンダーフリー」という捏造

http://blog.livedoor.jp/suruke/archives/50506963.html
■1 ▼ 「行き過ぎたジェンダーフリー」キャンペーンは、どのように作り出されたのか? −南日本新聞の取材から
 〔略〕鹿児島県議会で例示された「極端なジェンダーフリー教育」の「事例」を、南日本新聞が情報源をさかのぼって取材しています。その結果、伝聞情報ばかりで根拠がないことを明らかにしています。
 〔略〕一連の記事から浮かび上がってくるのは、不確かな伝聞情報をもとに、当事者に取材・確認もせずに、メディアや研究者(週刊新潮中川八洋氏、高橋史朗氏など)が活字にし、それがさらに孫引きされて広まっていく、という構図です。
 情報源・原文に当たり、事実確認をするというのは、ジャーナリズムや研究者とって基本中の基本ですが、政治的なキャンペーンが目的なのでその必要もないということなのでしょうか。〔略〕
 2003年に鹿児島県議会で出された「ジェンダーフリー教育反対」陳情も、このようなずさんな伝聞情報をもとに採択されています。〔略〕
 〔略〕鹿児島県議会の場であげられた〔略〕「事例」について、南日本新聞が関係者多数に取材をしています。〔略〕
 その結果、関係者は「週刊誌の報道は迷惑で心外」「あり得ない」「聞いたことはない」などと否定。あるいは「強制はない」、(どこでもある話で)「男女平等教育とは関係ない」などと答えています(2003年8月5日記事)
 その後、2005年6月、(2003年の陳情の審議の際に事例をあげていた)吉野議員は県議会で報道を「でたらめ」と批判し、「事例に挙げた中学や高校の父母から直接聞いた話」と強調しています。しかし、南日本新聞の電話取材に対し、自治体・学校はあらためて「ありえないし迷惑」と否定(2005年6月29日記事)
 そして、2005年11月、「新しい歴史教科書をつくる会」の八木秀次会長は、著書で全面否定したことについて「勇み足があった」と非を認めた、とのこと。
 一方、吉野議員は再三の取材要請を拒否。実例を裏付ける根拠は示さないまま、ということです。(2006年1月6日記事)

ぽちっとな