カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

特別展示「海南島で日本は何をしたか」高麗博物館

以下、メモする。

特別展示「海南島で日本は何をしたか」 戦時朝鮮人強制労働・虐殺 日本軍『慰安婦
展示期間:2006年5月17日(水)〜7月16日(日) ※月・火除く 午後0時から同5時まで
主催および展示会場:高麗博物館 入場料:400円
◎中国南部に位置する海南島(ベトナム東部、九州に匹敵する広さ、中国領)をご存知でしょうか。今リゾート地として脚光を浴びているこの島を、大日本帝国は1939年2月軍事占領。1945年の敗戦まで東南アジア・太平洋地区の侵略基地とし、同時に日本に不足していた鉄鉱石採掘を、現地住民、植民地労務者の強制徴用と過酷な労働で強行。多くの人を死に至らしめながら、日本の侵略推進に重要な拠点として機能した島、それが実は海南島なのです。そしてこの島にも、当時日本の植民地であった朝鮮半島から多くの人が強制的に、あるいは甘言をもって徴用されて来て、労務者や慰安婦として働かされていました。その中に朝鮮総督府の監獄から南方派遣報国隊として送られた約2千人の朝鮮人受刑者がいます。彼等は「朝鮮報國隊」と呼ばれ、主に抗日運動嫌疑の政治犯でした。現地は高温多湿でマラリア蚊という悪条件の上に、極端に少ない食事と連日の懲罰殴打等で、現住民同様虐殺の為の弾圧と拷問が続き、彼等の大半は殺され、戦後帰郷できた人はほとんど居ないという惨状でした。
 昨年8月、高麗博物館では「朝鮮人戦時労働動員(強制連行)を考える」と題した企画展を開催しました。今回はその海外版として、日本占領下の海南島における朝鮮人強制労働・虐殺・慰安婦問題を中心とした物です。海南島で起きた朝鮮人強制労働・虐殺の悲劇に蓋をすることなく、掘り起こす事によって和解と新しい関係構築の道を探り、同時に日本の歩むべき道を探したいと思います。
この企画展は、「海南島」について長い間現地調査を続けてこられた「紀州鉱山の真実を明らかにする会」からの快い資料提供により可能となりました。
多くの皆様方や若い方々に御覧いただけますように、また周囲の方々にお知らせくださいますようにお願いとご案内を送らせていただく次第です。
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ビデオ上映会 高麗博物館にて 入場料無料
●ドキュメンタリー『日本が占領した海南島で』(紀州鉱山の真実を明らかにする会制作) 上映日時:6月23日(金)午後6:00〜7:15
●ドキュメンタリー『朝鮮報国隊』(紀州鉱山の真実を明らかにする会 制作) 上映日時:7月7日(金)午後6:00〜7:15
問い合わせ:高麗博物館 東京都新宿区大久保1-12-1第二韓国広場ビル7階 電話&FAX 03-5272-3510

ぽちっとな