カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「小沢民主党」再考/小沢一郎という「プチ安倍晋三」

小沢一郎批判と民主党批判はぐっと堪えて我慢していたのだが、バカバカしく思えてきたので小沢一郎批判を以下する。
小沢一郎は「プチ安倍晋三」だ。この場合の「安倍晋三」とは、低能のクセに「虚構の人気」でどうにか一人前ヅラしている世襲議員という意味である。
小沢一郎安倍晋三ほどは低能ではない。だが安倍晋三と同様にたいして頭はよくない。安倍晋三は平均的日本人男性未満の知能で、小沢一郎は平均的日本人男性程度の知能である。
小沢一郎人気」というよくわからん伝説がときどき語られるが、これは「安倍晋三人気」と同様にマスコミが作った虚構であり、実際には「人気」なんて存在しないし、「実力」もたいして存在しない。
小沢一郎は、安倍晋三と同様に、世襲議員であり、小沢一郎の「実力」とやらは、この「世襲」にほぼ全て拠っている。
安倍晋三が選挙に弱いのと同じく、小沢一郎も選挙に弱い。

68 名前:無党派さん 投稿日:2006/11/19(日) 23:13:27 8VqObaPM

知事選も小沢が応援に行かなかった福島で勝って、小沢が応援しまくった沖縄で負けた。この前の総選挙だって小沢が自慢の選挙戦術を指南して応援演説もしまくった小沢派は4人に1人しか当選しないで半減。党内きっての惨敗率だった。選挙の小沢が聞いてあきれる。

小沢一郎の集票能力について以前書いたもの → http://blog.goo.ne.jp/kamayan13/m/200405
民主党で不思議なのは、安倍晋三という低能世襲議員自民党総裁をしているこの時に、わざわざ、同じようにあまり頭の良くない世襲だけがとりえで選挙に弱い「虚構の人気」「虚構の実力」の小沢一郎を党首になぜしているのか、ということだ。
これと似た状況だったのは、森喜朗というかつてなく不人気で、安倍晋三に次ぐくらい低脳でかつ品がないオヤジが首相をしていたとき、鳩山由紀夫という、喋りが下手で、定見がなく、病的な左派嫌いで、世襲だけが取り柄で、宗教右翼と旧民社系に支えられた無能政治家をしつっこく党首にし続けて支持者の失望を買い続け、自民党と同様の不人気にわざわざ落ち込んでいった時期だ。この鳩山由紀夫という無能は、しまいには民主党小沢一郎に売り渡そうと怪しい動きを目いっぱいして、日本の民主政治をぶち壊そうとして、党首から下ろされるという、わけわからんことをしでかしたが、あれはなんだったんだろう。
そしてなぜ、わざわざ無能な人間を選んで党首にするんだろうね。誰がが後ろで画策しているのではない限り、日本政治はわざわざ無能な人間を選んで党首にしたがる仕組があるんだろうね。
いや、ある意味、あるんだけどさ。封建的な意味で。馬鹿殿が「良きに計らえ」とだけ言うのが統治の基本形だという刷り込みが。日本がまだ封建的心情を濃厚に残しているのだと仮定すると、その封建的心情が政治に反映されているのが自民と民主の党首だというのもある程度得心はいく。だからどっちの政党も馬鹿殿をわざわざ選んでいる。
…そういうことなのかなあ。この仮定は綺麗に嵌りすぎていて、却って自分的に警戒感を覚えるんだけど。仮にこの仮定が正しいとすると、日本の二大政党は、近代政党政治が進む方向とは逆の方向を向いているということになる。…所詮、アジアの旧貴族階級下層(士族)によるクーデター(明治維新)で作られた国だからなあ。トラウマ的に反復行動したがるのかもしれないなあ。
でもって、こういう無能をばかり「実力者」扱いして宣伝しているマスコミ・記者クラブ・各新聞政治部っつーのも、どういうものなんだろうね。現在のように寡占化されたのは第二次大戦中のことだし、それはつまり日本を目いっぱい愚民化させる体制としてできあがった代物だから、これもまた強迫的反復行動をしているのかな。バカは最もしてはならないときに必ず最もしてはならないことをするものだが、今まさに国難のときだから、最もしてはならないことをしているのだろうね。
関連 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060814#1155486449

ぽちっとな