カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

簗瀬進参院議員(民主党)による、安倍改造内閣評

簗瀬進参院議員(民主党http://www.s-yanase.com/による、安倍改造内閣評。いつになく冴えていると思われるので、以下メモする。

参議院議員簗瀬進の国会通信  No757          2007-8/27
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【1】 安倍改造内閣についての感想。
● 安倍改造内閣が発足し、テレビでその報道が続いている。 (27日 午後10時)小泉総理のときは、内心「やるなー」と、うなった面もあった。そんな驚きは、初回と同様 今回もまったく感じられない。
●今の、安倍総理自民党を評するもっともふさわしい言葉は、「賓すれば鈍する」と言うことわざであろう。記録的な大敗北を喫しながら、総理を代えるエネルギーすら発揮できない今の自民党。反省の擬態を見せながら、政党よりも自己利益を優先しようとする総理の姑息で執拗な自己中心主義。自民党の政党としての断末魔が見えるようである。
●今回の選挙結果は、小泉安倍の改革路線に国民がノーといったことに、他ならない。なぜ、こんな率直な国民の声を受け入れることができないのだろうか。都市に住む人々も、田舎に住む人々も、過剰な競争政策で転落する多くの友人知人を見てきている。こんな「改革」が力任せで進められたら、とんでもない事になる。多くの人がそう思っている。そんな国民の悲鳴に対する感度が、今回の選挙の勝敗を決めたのである。選挙に負けても、このことに気づかない自民党はまさに「賓して鈍している」。
安倍総理は挙党体制の確立を言いながら、今回も谷垣グループを排除した。中谷、小坂、石破の寸止めなき批判組は排斥し、寸止め批判組の巧妙な舛添氏は取り込んだ。自己中心総理の面目躍如だと思う。
●派閥のリーダーを、谷垣派は除いて、もれなくとりこみ、政権批判の口封じ。批判をするほうも、寸止め精神で、自己PR。批判をしながら、お声がかかるのを待っている。人事をめぐる露骨な茶番劇の展開。そしてその本質を十分知りながら、興奮気味の、したり顔で報道するマスコミ関係者。まったく緊張感の欠如した内閣改造だった。

同感するところがあったり、岸信介一族へ憎悪を覚えたり、バカボン安倍晋三にこれ以上日本を壊されたくないと憤っていたりする同志は、  にほんブログ村 政治ブログへ  をクリックされたし。