カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

初音ミク/ニコニコ動画内でボーカロイド関連へ嫌がらせの削除?

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デッドボールPの作品群が「ニコニコ動画」で1/17−1/18頃、大量削除された。同日、わんかっぷPのカバー曲「それから」が削除された。ボーカロイド文化という新興文化への、既得権益集団からの嫌がらせだと思われる。現時点ではデッドボールPもわんかっぷPも静観の構え。
しかしながらファンが勝手に騒ぐのはそれはそれでアリだと思う。少なくとも「クリプトンによる削除だ」というデマを嬉々として吹聴している胡散臭い連中*1を抑えるために「クリプトンがやったんじゃないよね?」とクリプトン社に確認することはアリだと思う。クリプトン社の名誉のためにも。わPデPといった最有力「初音ミク」調教師を敵に回すようなバカなことをクリプトン社がするとは思えない。*2くまうた」ユーザーで最もカオスでエロエロな「白熊カオス」使い「サブ北島」とエール交換し合っているクリプトン社のスタンスからして。
昨年末、初音ミクの声の素材になった声優藤田咲が轢き殺されかけるなどhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20071126#1196032376、粗っぽいことを平気でする連中がボーカロイド文化を潰そうと奇怪なことをしている以上、一つ一つ確認作業をするのは必要かと思われる。
初音ミク」関連http://d.hatena.ne.jp/kamayan/archive?word=%BD%E9%B2%BB%A5%DF%A5%AF なお、使用した画像は「ハツネギ」から、「デP曲削除の疑いをかけられたクリプたんから一言」。

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デP曲削除の目的を想像してみる。
目的:JASRACに公然と反旗を翻したクリプトン社と、JASRACへ反旗を翻したミクユーザーとを分断させ、JASRAC等規制資本を温存し、「初音ミク」という、音楽プロダクションをスルーし既存広告代理店をスルーし枕営業もしない、既存利権団体にとって美味しくない、中間搾取ができない存在を抹殺する。
公然のアレだけどドワンゴの後ろのエイベックスは、美空ひばりのケツ持ちだった山口組系列だそうだし。ヤクザは嫌がらせが本業。
「なあクリプトン、これ以上客に迷惑をかけたくないだろ? そろそろ素直になれよ。おっと勘違いしないでくれ、俺たちは善意の第三者ってやつだ」とクリプトンに圧力をかける誰かがいても不思議じゃないと思われる。同時に「クリプトンには呆れた!」と吹聴して回る同じ集団。その上で「なあクリプトン、客たちがお前にずいぶん憤慨しているぜ?」とゆすりをかける同じ集団。自作自演はヤクザの職業的基本行動。
関係がありそうな過去ログhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20071222#1198265242 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20071220#1198086401 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20071020#1192829434 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20071017#1192570113

感じるところのあった同志は   にほんブログ村 政治ブログへ  をクリックされたし。

*1:歴史上、主犯周辺がデマを吹聴して歩いていた例 三鷹事件http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060903#1157221257 満州事変もナチスによる国会議事堂放火事件も主犯周辺がデマを吹聴した例ですね。

*2:白土三平忍者武芸帳』が我々に伝えたメッセージの一つ。主人公結城重太郎は、羽柴藤吉郎の計略にはめられ、もう一人の主人公「影丸」を恋人の仇と錯誤するに至る。「影丸」が戦略的価値のない殺人をするはずがないことに、兵法の知識経験を持たない結城重太郎は気づかない。『忍者武芸帳』は、マンガ文化が人類へ残した遺産の一つ。

忍者武芸帳影丸伝 (1) (小学館文庫)

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