カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「フィルタリング市場」携帯電話で1社がシェア100%、PCで1社でシェア90%

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友人から上記情報教わったばかりなのでちゃんと確認していないんだけど、「フィルタリング」は携帯電話で1社がシェア100%、PCで1社でシェア90%、が現状なのだそうだ。
ところで情報統制関連立法している国会議員たちはそのほとんどがマジにインターネットを触ったことのない人たちばかりなので、携帯電話で1社がシェア100%、PCで1社でシェア90%のフィルタリング市場というのがどのくらい国防的に危険な状況か全く全然分かっていないようなので、私は脱力して死にそうなんだが。
この2社の株の半分を、そうだね、たとえば中国とか中国系企業とかが購入したら、日本国内の情報流通を管理するのは中国になります。どのくらい危険か分かりますでしょうか? 独占状態というのはそういうリスクを抱える。
ということを立法している人たちも行政の人たちも全く何も考えていないらしい。どんだけお花畑なんだか。なんだって手間隙かけてわざわざ日本を脆弱にしているんだろう。俺が気づくくらいなんだから、日本を情報的に統制するとメリットがある頭のいいやつなら気づいているはず。

2 [補足訂正]

その友人から指摘があったので情報補足訂正します。この上記の会社は、「フィルタリング自体」をしているんじゃなくて、「フィルタリングのベースになる言語の部分」を扱っているんだそうだ。「フィルタリングするための概念の部分」を作っているわけです。イメージできるかな? えーと、自分なんかより、東浩紀萱野稔人なんかが面白がりそうな話なんだけど。文化の基盤の考察とか、工学的な社会統制を分析するのが好きな人が。すみません自分の思考力の上限を試されていることが分かり、私も思考を放棄しそうになってます。
ともかく自由競走状態を担保しておかないと文化の根っこを規定されます。
あ、その友人が書いてくれたコメントがあるのに気づいたので、これ幸いと転記しておきます。

情報源 『正確にいうなら「フィルタリング」の基準となる「フィルタリングのためのカテゴライズ」をやっている会社の2社がほとんどの市場を独占しているんです。だからどこのメーカーがフィルタリングソフトを作っても結局そこの基準を使うというわけですね』(2008/11/04 02:24)

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画像はhttp://piapro.jp/content/yw51yw0ku2tensi6から。