カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

バカ親列伝/愛情不足の子供

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子供は小5。男子。たいへん成績が悪い。偏差値20-30台くらいの成績。肌の色艶なども悪い。電話や保護者会にはいつも父親が出て、私が知る限り弁当は(いつも?)父親が作り、宿題の面倒を見ているのも父親なので、母親は別居しているか何かなのだろうと思っていた。ちなみに自転車で通塾しているが、雨天でも傘も差さず、レインコートも着ずに通塾帰宅しているので、どれだけ放置されているのかとぞっとするところがある。この子供は近所でも有名な豪邸に住んでいる、と、他の子供から聞いた。父親は一流企業に勤めている。
この子供は明らかに愛情不足、とくに母親の愛情が不足していると感じさせる。
ところがちゃんと母親がいた。母親はフルタイムではないが仕事をしていて不在がちだと自分では説明していた。ところで、「この時間は母親に連絡がつくはず」と父親が請け負った時間に電話しても母親とは今まで連絡がつかなかった。母親は父親との間に問題でも抱えているんじゃないかと想像していたし、今も想像している。
で、この子供が、とくに国語力が弱いので、個別指導塾にも通うほうがいいか? と母親が算数担当に電話で話した。うちの塾では通常はそうさせるのを嫌うが、ひどく学力が足りない場合はその限りではないし、国語力は親子の会話の量に比例するところがある。どうもこの家庭の場合、親子の会話に期待できなそうなので、個別指導に通わせてうちの塾の宿題の面倒を見てもらうのはそれはそれでありだと思い、その旨連絡する電話をした。
母親と話をして、母親のバカっぷりに気が遠くなりかけた。
この子供には姉がいる。姉も中学受験させた。姉は手間がかからなかった。弟は手間がかかり、全然宿題をしようとしない。と母親が言う。この母親は姉には愛情を注ぎ、「できの悪い弟」に愛情を注いでいない。中学受験は本人の意思というよりは親の意思。
「全然自主的に勉強しないんですよ」と母親。自主的に勉強する子供なんて例外的だ。小学生が何時間も勉強するのはそもそも不自然なのだ。「遊びたがってばっかりで全然勉強しないんです」それが普通だ。
「ご本人はいくつか学校を御覧になっているんですか?」と尋ねると、本人はおろか親も学校を全く調べもしていない。目標もなく勉強をさせることができると考えているこの母親はどうかしている。
この子供は発育が遅れている。発育が遅れているタイプの子供は中学受験に不利だ。高校受験のほうがまだ望みがある。とオブラードにくるんで伝えた。
「でも中学生になって体が大きくなったら、今でさえ言うことを聞かないのに、言うことを聞かせるのはムリになるし、暴力でもふるわれたら負けてしまう。だから今のうちに受験させるほうがいいと思う」と母親。どれだけ我が子を信頼していないのか、聞いているこっちが情けなくなる。この子供の素の性格は悪くない。だが母親は母親として劣悪だ。
「どういう学校に行かせたいのか、イメージはありますか?」と尋ねてみた。
早稲田大学に行かせたいんです。だから本当は早稲田の付属校に行かせたいと思って塾通いさせた。でもいざ通わせたら成績が悪くて驚いた。明治や法政では不甲斐ないと思うんです。やはり早稲田がいい。慶応は気に入らない。東大とまでは言わない。だから早稲田。」と母親。
バカか、と思った。偏差値30台では明大付属・法政大付属も絶対にムリだ。
「なぜ明治や法政ではなく早稲田がいい、とお考えなんですか?」と聞いてみた。
「ええっと…就職ですね、明治や法政ではあまり就職が良くないと知っているんです。早稲田なら就職がいい」と母親。いや、あんたの息子、絶対に明治や法政にも届かないから。
「あと、中学ではテニスをさせたいから、テニスの強い学校がいい。」と母親。受験にまじめに向き合わない親はよくこういうことを口にする。そういうことを基準にしていい生徒や家庭もある。偏差値が60あればそういう基準で学校を選んでもまあいいだろう。だがあんたとあんたの息子、そんな選り好みできないから。
その他、母親が日頃この子供を宿題させるのにどれだけたいへんな思いをしているかという話を延々聞かされるが、話題がひたすら無内容で、人間としての面白みや深みを全く欠き、人間への理解力や社会への理解力をこの母親が全く欠いていると感じさせるばかりだった。
ところで「手間がかからなかった姉」が合格した中学校は、明大付属にも法政付属にも偏差値では全く劣る学校で、卒業後明治大学や法政大に進めたらまあ順当ですね、程度の中学なんだが、そういう姉の受験を経験していながら、なぜこの母親はこんなにバカなんだろう。バカは経験に学ぶと俗に言うが、バカは経験にすら実際には学べない。

2

電話を終えた後、絶望的な気持ちになった。この母親では受験は凌げないし、この息子は絶対に幸せになれない。
私は自分の母親をひどく恨んでいるが、この子供の母親に比べたら私の母親は100倍マシだったと思う。
ところでこのクラスにはもう一人、この男子と肌の色艶の悪さが同じで、成績はこの男子よりはだいぶマシだが、同様に明らかに愛情不足に育っている女子がいる。この愛情不足な女子は性格がやや曲がっていて、この男子を子分としていて、いつもいっしょにいる。この家庭も相当高給取りのはずなんだが、やはり母親は受験にまともに向き合わず、途方もなく偏差値の高い学校を志望し、雨天にもいつもこの女子は自転車で通塾し、傘を差して通塾する姿を見かけることもなく、そして雨天に帰宅する時も迎えに来ないのは当然だし、傘を差して帰宅することもないし、レインコートすら着ていることがない。

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画像はhttp://piapro.jp/content/49qrekvs4zd1ottvから。