カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

日本の小中学生は「日本の民話」を知らない

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昨年の小6生は、ひらがなカタカナがまともに書けない生徒が(成績とは無関係に)かなりいてものすごく難儀した。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20090414#1239655178 受験直前にひらがなとカタカナの指導を繰り返ししたが、なかなか直らず、バカじゃねえかこいつらとけっこう本気で思った。
もう一つ昨年の小6生に驚かされたのは、「舌切り雀」を題材とした入試問題を解いた時、「舌切り雀」を小6成績上位クラスの生徒のうち3分の1が知らなかったことだ。「笠地蔵」も「おむすびころりん」も知らなかった。題材となる民話を生まれてこの方聞いたことがないのでは問題を解けなくて当然だ。傾向としては子供に「お勉強」ばかりさせる見栄っ張りな家の子供が「日本民話」を知らない率が高かった。それが分かった時は入試直前だったので、もはやどうしようもない、お前ら中学生になったら「マンガ日本昔話」のビデオを見て代表的な日本民話を知っておけ、と指導するに留まった。
その反省から、今年の小6生小5生には「今のうちに代表的な日本民話を、アニメでいいから見て知っておけ」と繰り返し生徒にも親にも言っている。
2児の母になっている妹にその話をしたところ、「幼稚園とか保育所の紙芝居で日本民話を教えているような気がしていたんだけど、教えてないんだね。なんか創作童話の紙芝居ばかりみたい。なぜなんだろうね」とのこと。思うに、予算などの関係で新しい紙芝居を購入しなくてはならず、伝統的な日本民話などを教えないのだろう。保護者は保育所や学校などで日本民話を伝えているはずと思い込み、学校では家庭で日本民話を伝えているはずと思い込み、そして日本民話を生まれてこの方ほとんど知らない小中学生がかなりの量生産されていることが懸念される。
20歳くらいの同僚に代表的日本民話を知っているか尋ねたところ、同僚は知っていた。なので、1990年代後半生まれくらいからがやばい。「マンガ日本昔話」はNHKで再放送しないと、そう遠くないうちに、日本人の精神文化のうち重要な柱が断絶してしまう。

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ところで小学生中学生って、おどろくほどマンガを読まないね。大量にマンガを読むことで国語力をつけた、という類型は昔話になってきたらしい。私は中学校相当くらいまでの知識は全て学研の「ひみつシリーズ」などの学習マンガで覚えたものだけど。中学受験熱がそれなりに高いんだから今刊行すればけっこう売れると思うんだが。…と書いてから知ったんだけど、「ひみつシリーズ」現在も刊行していた。そうか、あるのか。

地震のひみつ (学研まんが ひみつシリーズ)

地震のひみつ (学研まんが ひみつシリーズ)

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