カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「児童ポルノ法」と「捜査の可視化法案」と「足利事件」

保坂展人ブログから以下引用。

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/9174d50d3e4e04ddd5ccdef8b559779a
与党からは、来週にも「児童ポルノ法」の提案理由説明と参考人質疑を行いたいと提案があった。民主党は「捜査の可視化法案」(参議院で採決し送付されている)が先だと主張して平行線。私〔保坂展人〕は「足利事件の集中質疑」を提案したが、結論は自民・民主の協議に委ねられた。

以上引用。以下若干の解説。
1;「足利事件」が冤罪だと判明したことで、「ロリコンが凶悪犯罪事件を起こしているはずだ」という(規制派が暗に言っている)前提が崩れた。これは我々にとり追い風である。
2;「足利事件」のような冤罪を生み出したのは、警察の捜査が不透明だからである。つまるところ情報統制立法群やオタク叩きは警察利権が後ろにある。「警察が不祥事」→「凶悪犯罪報道洪水」→「なぜか警察権限増大」 という奇怪なコンボで警察は太ってきた(いわゆる「司法改革」はその大規模版だと思うが、ここでは措く)。「足利事件」は警察最大の不祥事の一つだ。冤罪を発生させないための「捜査の可視化」は警察の悪の肥大化を削るために必要だ。よって民主党が「捜査の可視化法案」を優先したいというのはまっとうだし、我々はそれを支持すべきだと思う。
3;「児童ポルノ法」はそもそもの出自は議員立法だった。しかしながら現在それの「改悪」を求めているのは警察周辺であり、「単純所持規制」「創作物規制」とは、警察権限を無限増大させろ、警察権限を無限濫用させろ、という意味である。

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画像はhttp://piapro.jp/content/wcr423p1ee6eol33から。