カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか

「苦情窓口」を作らない、という路線で徹底するなら、何が必要が

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20100226#1267195563の続き。

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オタク業界は、ロビー活動・陳情活動にたいへん優秀な人材を現在持っている。私の見る限り、他の市民活動より多くの事柄をなしている。私は最前線の2歩くらい後ろに現在いる。よって最前線各位に敬意を示す。
最前線が優秀すぎて、後衛のたとえば同人誌即売会主催などはその成果だけを無償で得るかたちに現在なっている。この点が不健康になっていると思われる。
最前線の人々がロビーし陳情するときは、議員や行政から「こうしてほしい」という要望が当然出る。その「要望」をまとめると、以下のようになる。

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行政や議員は常に生活上の苦情を持ち込まれるものである。
同人は人間の内面のハラワタみたいなものだから、それを理解しない、感性を共有しない人にはどう処理して良いものかわからないグロテスクなものであり、どうにか(精神的に)処理したいと願うものである。よって苦情として議員や行政に持っていかれる。
しかし議員や行政としても対処に困る。業界窓口があれば行政としても「対処しました」という姿勢を取れ、少なくとも「あそこがそういう苦情を処理する民間団体だから、そこへまず苦情を届けてください」と言える。その「苦情を処理する」ところが存在しない。
「苦情を処理する」ところが存在すれば、社会の中で同人業界はより適切な受容のされ方をする。 「窓口」という言葉が仮に適切でないのなら、「緩衝材(バッファー)」が必要である。
以上が「要望」である。この「要望」を呑めない、となると、包括的に法律や条令で統制しようという言説に説得力が増す。

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仮に「苦情窓口」(あるいは「緩衝材(バッファー)」)を設置しない、という路線で徹底するなら、まずすべきことは以下の事柄である。
非オタク層へ幅広く、「我々(同人作成者)は無害であり、むしろ社会にとって有益である」ことのアピールを継続的に行なう必要がある。
1;何をアピールするか 「苦情」を掘りくずし、非オタク層に好感を得るための情報を、たとえば「同人誌文化は日本の文化産業としてたいへん有益なものである」とか、あるいは「未成年に対する配慮とか自主規制をきっちりやっています」という内容を
2;誰がアピールするか コミケなりコミティアなり同人誌即売会組合なりが「発言責任者」となって、イベント参加者のうち「売れっ子」の作家に依頼させて(「表現」は上手な人にさせるに限る)
3;誰にどうアピールするか 「苦情」を言いたがる不特定多数を圧倒するようなかたちで、たとえば「地元民に」なら地元新聞チラシに入れるとか
これが火急速やかに継続的に必要である。
 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20100320#1269026760へ続く。

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画像はhttp://piapro.jp/content/wm17gxtopd2vuhl6から。