カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

日蓮正宗「妙観講」とか

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20100814#1281789033の続き。コメ欄で教えてもらった。

http://twitter.com/gaitifujiyama
最近、思うところあって統一教会の歴史を調べていたのだが、そこでふと思い当たることがあったので自分宛のメモ替りに書いておく

岸政権の誕生と民社党結成、そこに絡む勝共連合統一教会、この図式は今更私が触れるまでもない周知の関係だと思うが、どうもこのパターンどこかで見覚えがあるなと引っ掛かっていたんだが、過日逮捕劇があった在特会関連のニュースを見ていて「これだな」と思い当たった
「反共」というキーワードで一つの運命共同体的なものが日本の政治の裏側で勢力を支えていた時代があり、それは今も脈々と繋がっているのだが、そこに新たなキーワード「反創価学会」が加わると、非常に面白い構図が見えてくる。
杉並に本拠地を置く反創価日蓮正宗一派「妙観講」に連なる人脈と在特会周辺の人脈が微妙に重なる点が前から気になっていた。妙観講の指導教師小川只道の名もある傷害事件で漏れ聞いていたし今春には消防署に無言電話をかけ続けて捕まった人物もその一派だったがどうにも怪しげな人脈が重なり合う
在特会と行動をよく共にしている集団に「日本を護る市民の会日護会)」「政教分離を考える会」などがあるのだが、微かに把握できた会員の名を辿っていくと、どうもここのバックに日蓮正宗妙観講がいそうな感じだ。そしてここの周辺人脈を探ると、出てくるのが瀬戸弘幸西村修平の名。案の定であるw
反共のキーワードでカルト宗教と政治(そこに経済界の一部も繋がっていたのは間違いないだろう)が結びついたかつての図式が、今の時代は「反共」に「反創価」のキーワードを加えつつ日本型宗教右派が形成されるこのパターン。政治もどこかで繋がっていると考えるのは無理ない読みだと思う
このネタをメモっておこうと思ったのは、前から松沢呉一さんらが追っている東村山市議の話を私なりに探っている内に思わぬ形で在特会が繋がりかけてきたのがひとつの理由。そして今日読んだ鬼才カマヤンblogを読んでいて、忘れないうちに書いておこうと思った次第。今後も継続して調べたい
しかし杉並という地は、いつの間にか日本型ネオコン震源地みたいな場所になっているんだなと変な意味で納得。よく田中さん区長になれたなw
岸政権(もっと言えば自由民主党結党)を考える上で、勝共連合統一教会の関係は避けて通れないし、それは民社党結成でも同じだ。今にして思うと先の選挙で小池百合子幸福実現党の応援を乞うていたのも意味深だな。宗教という名の「力」に政治が吸い寄せられ、それらが妖しく蠢いている
まぁこんなドーデモいい話を長々と書いているのは、「反創価」という理由で手を繋ごうと思っている、その相手の素性を分かっていますか、という事。当然ながらこの「反創価」が他の言葉に入れ替わってもいいわけでありますが。

以上メモしておく。

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