カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

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本当は怖い「地方分権」/『進歩と改革』

久しぶりに原稿描いた。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20100521#1274369654以来。今回のも友人原作。6月に描き上げる予定をここまで引っ張ってしまった。

本当は怖い「地方分権」/『進歩と改革』  鎌倉圭悟

お久しぶりです。この頃は故郷で引篭ってます。
マンガ・アニメ規制の「東京都青少年健全育成条例改正案」は、二〇一〇年六月十六日にいったん否決されました。
この過程で、ちばてつや竹宮恵子など、有名漫画家も都議会で意見し、新聞やテレビでも注目されました。
都知事提出条例が否決されたのは十二年ぶり〔注一〕、継続審議は三十年ぶりだそうです〔注二〕。国会なら、継続審議、修正協議、「たなざらし」などはわりとふつうにあります。
地方分権化」が言われますが、地方政治は制度的に独裁制です。
日本の地方自治体首長は、アメリカ大統領よりも強い権限が与えられているとも言われます。〔注三〕 大統領は法案の提出権を持ちません。日本の内閣は、法案策定に与党のチェックが入ります。しかし、地方自治体首長が条例を作る際、与党すら関われません。知事に対立すると予算や条例に意見を反映できなくなるので、地方議会は総与党化します。
「専決処分」で議会抜きで首長が条例を作ることすらできます。鹿児島県阿久根市竹原信一市長がこれを濫用しました。〔注四〕 
地方政治が独裁制なまま「地方分権化」すれば、地方自治体首長(と、その取り巻きの役人達)が「封建領主化」することとなります。
地方自治は民主主義の学校」と小学校では教えますが、さすが日本の「学校」は格が違った。民主主義と書いて独裁と読むようです。

〔注一〕 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1006/15/news024.html
「『非実在青少年』条例改正案、都議会本会議で否決へ 〔略〕都議会で知事提出の条例案が否決されるのは12年ぶりとなる。」
〔注二〕 http://togetter.com/li/25499 「継続審議になったのは30年ぶりという異例さ。」
〔注三〕現行地方自治制度における首長と議会の二元代表制の概要
http://www.f.waseda.jp/katagi/kaneko.htm
〔注四〕http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100622-OYS1T00689.htm  「阿久根市竹原信一市長が〔略〕専決処分を繰り返している問題で、同県の伊藤祐一郎知事は〔6月〕22日、竹原市長に対し、地方自治法に基づき、事務処理の適切な運営を求める助言を出すことを決めた。〔略〕総務省によると、助言に法的拘束力はなく、竹原市長が従わない公算が大きい。」(2010年6月22日 読売新聞) その後、市民団体が市長のリコールを求め署名を行い、10月12日、選挙管理委員会有権者の3分の1を超す1万197人分が確定したと公表した(朝日新聞 2010年9月15日)。また、片山善博総務相阿久根市長の専決処分を違法と批判し、地方自治法の改正に言及した(産経新聞2010年9月21日)。

思ったほど線が暴れなかった。

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画像は http://piapro.jp/content/4an39k2l1eev5eud から。
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