カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

「セックスを嫌悪する」は「性欲がない」を意味しない

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以下、引用する。

http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011011201000496.html
「セックス嫌い」が倍増 若い男性、やはり草食化
 16〜19歳の男性の3分の1は、セックスに「関心がない」または「嫌悪している」との調査結果を、厚生労働省研究班が12日公表した。2年前の調査から倍増した。
 分担研究者の北村邦夫・日本家族計画協会クリニック所長は「若い男性の草食化を裏付ける結果だ」としている。
 セックスレスの夫婦も増え、40%を超えた。
 調査は、男女の生活と意識について知るのが目的で、2010年9月に実施。全国の16〜49歳の男女2693人が対象で、1540人(57%)から回答を得た。
2011/01/12 15:43 【共同通信

以上引用。この記事に現在340ユーザーがブックマークしている。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.47news.jp/CN/201101/CN2011011201000496.html

2

ところで、セックスを「嫌悪する」という自己認識は、必ずしも「性欲が存在しない」ことを意味しない。これ重要。
「セックスを嫌悪する」ことと、「性欲がある」ことは両立可能でございます。
自意識としてセックスを嫌悪する人が、しかし自分の中に性欲があるという事実に直面した時に、どうなるでございましょうか。
綺麗な言い方をすると、思春期的問題を「自覚しないようにしている」という分析は可能だと思われるのであります。

3

綺麗でない見方をしてみましょう。
参考になるのをいくつか。
抽象化したものへのリンクを張ってみます。
http://www.j15.org/Picturebook-Education/index.html http://www.j15.org/Picturebook-JuvenileCrime/index.html
性欲は自分の意思とは無関係にやってくるものであり、異性親には理解不能なものだから「悪」と規定されることはしばしばある。青少年都条例的「見たくない権利」とはそういう理屈だと思われる。性欲自体は実際には悪なんかではないが、保護者として対処できないから「悪」と規定して処理しようとする、というのは、家庭内でもしばしばあるだろうし、社会においては青少年都条例というかたちで具現化した。
「性」を「悪」として処理するのを成長過程で内面化すれば「セックスを嫌悪する」「セックスに関心がない」という自意識を持つようになるだろう。しかしながら、性欲・性衝動は自分の意識とは無関係に来るものである。処理能力がない状態でその衝動を迎えることは、当人にも社会にも幸福ではない。
上記抽象化したものを、実例で見ると以下リンク先の通りとなる。
http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-1172.html
http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-1276.html
完全に「健全に」育てようとコントロールすると、それは犯罪者を生産することになるんじゃないの? という意見は、それについてまじめに考えた人の中では20年前からむしろ多数派と言えると思うんだが、上記リンク先はその不幸な実例だと言える。

4

ここでペドファイルの問題を出すのは不適切かも知れないけど、ペドファイルも何種類か類型が分かれるわけだが、自分の「性」に対処できず、しかし性衝動自体は訪れてしまう、という場合、コントロールできそうな相手を性対象に選ぶ、という類型はある。

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念のために書いておくが、この文章は「草食系」は犯罪者予備軍であるという主旨では全然ない。「性を嫌悪する」ことをイコール「性衝動がない」と仮定するのは誤りである、というのがこの文章の主旨であり主張である。
セックス教団である統一協会の信者は「セックスを嫌悪する」「セックスに関心がない」人だらけだろうが、それは彼らに性欲がないことを意味しない。

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画像は http://piapro.jp/t/r3c_ から。
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