カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

警察利権としての東京都青少年条例

以下、『週刊朝日』2010年12/24号170-171p青木理「『マンガ規制条例』の裏に蠢く警察利権」から抜粋
竹花豊

2003年6月〔略〕警察官僚の竹花豊氏(61)が東京都副知事に就任した。
竹花氏は東大法学部を卒業し、73年に警察庁入りした後、警察庁生活安全部長や広島県警本部長などを歴任。現警察官僚が副知事に就くのは全国初という異例の抜擢だった〔略〕。
警察庁OBの一人もこう打ち明けてくれた。
「ポストはもちろんだけど、首都警察である警視庁の予算は都が握っている。そこに直接突き刺さって影響力を行使できるのは大きい」
〔略〕03年8月には、都の政策立案などを行なう知事本部(当時)に「緊急治安対策本部」を〔竹花豊は〕発足させ、スタッフに警察庁、警視庁から5人の派遣職員を充て、自身が本部長となった。さらに翌04年8月には、知事本部から格上げされた知事本局に「青少年育成総合対策推進本部」を新設し、ここでも〔竹花豊は〕本部長に就いたのである。〔略〕
竹花氏が本部長となった二つの本部は間もなく統合され、05年8月に「青少年・治安対策本部」として新たに発足する。これとほぼ同時に竹花氏は副知事を辞して警察庁に戻ったものの、以後の同本部長にはキャリア警察官僚が就く人事が慣例化した。 〔略〕

倉田潤

〔略〕現在、その〔青少年・治安対策本部の〕本部長職にあるのは3代目となる倉田潤氏だ。
〔略〕倉田氏が〔鹿児島〕県警本部長となる前の03年4月にあった県議選をめぐり、鹿児島県警は同県志布志町(現・志布志市)で大々的な選挙違反事件捜査に乗り出した。県警は県議や町民らを幾人も逮捕したが、実はこれが県警の完全なる捏造事件であり、後に鹿児島地裁で「完全無罪」になったのである。
捜査の過程でデタラメな取調べが横行し、家族の名前を書いた紙を被疑者に踏ませる「踏み字」などが行なわれていたことも発覚したが、このころ県警本部長だった倉田氏は県議会などで追及されても知らぬ存ぜぬを貫く厚顔ぶりを発揮し、真相解明の努力を尽くそうとせぬばかりか、冤罪被害者らに謝罪しようともしなかった。その後〔略〕09年9月、都の青少年・治安対策本部長に就いたのだ。

竹花豊その後

ちなみに、今の土台をつくった竹花氏は、副知事を辞した後に警察庁生活安全局長を務め、警察庁を退官後は超大手電機メーカー〔松下電器〕の役員に天下る一方、東京と教育委員長にも就いた。〔略〕首都・東京の「青少年健全育成」は、まるで警察官僚の“利権”と化しているかのようではないか。

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画像は http://piapro.jp/t/rj1d から。

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