カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

『アメイジング・グレイス』

以下コメ欄から。

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/comment?date=20110428#c

大阪準備室 2011/04/30 13:38

表現規制反対派にぜひ見て欲しい映画があります。公開中の『アメイジング・グレイス』(英)です。
ストーリーを普通に紹介すれば、名曲「アメイジング・グレイス」誕生の裏に隠された英の奴隷解放運動を、ロマンスを絡めて描いた西洋時代モノ。でも本当は、「BLテイストありの政治ロビー運動」映画なんです!!!
この映画には4つの要素があります。1:奴隷解放運動 2:「アメイジング・グレイス」誕生秘話 3:主人公と首相との友情 4:主人公の恋愛
1:圧倒的な少数派から奴隷廃止に向けて、議会の内外で困難にもめげずロビー活動や駆け引き等をしていく様子が描かれます。
これが今の日本で、強大な表現規制派に立ち向かう規制反対派を髣髴とさせます!この活動の描写を見れば表現規制反対派は、きっと勇気づけられるでしょう!!
2:「アメイジング・グレイス」といえば、デビアス社(南ア)の婚約指輪のCMでおなじみの名曲。カマヤンさんは婚約中ということで、カマヤンさんつながりです(笑)。劇中でも結婚シーンが出てきます。
3:主人公(若い国会議員)はとても若いピット首相と深い友情で結ばれます。これがとてもBLテイストなんです(笑)。ピットというのは、今現在もイギリス最年少記録の20歳代で首相に任命(当然ブレアもこの記録は抜けず)された二世議員です。でも実力はあって、高校の世界史の教科書(山川)にもちゃんと出てきます。英雄ナポレオンに対する大陸封鎖、対仏大同盟を何度も行った人です。実は、ピットも主人公もウェストミンスター寺院に埋葬されてます。そう、ウィリアム王子が結婚式をあげた場所です。そういう意味ではタイムリーでしょ!しかも二人とも保守党の前身「トーリー」所属で、(リベラルなはずの)自由党の前身「ホイッグ」じゃないところが、イギリスの民主主義の奥深さを象徴してそうな気が…(cf.日本の自民党)。
4:はべつにいいでしょう。
とにかく、BLテイスト溢れる政治ロビー運動映画『アメイジング・グレイス』をぜひ見て下さい!!!

数字部分は機種依存らしくて読めなかったので推定して補いました。
どこで上映しているのか、検索しても残念ながらイマイチよく判らない。

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