カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

出版社へのロビーについての案内

昨日のコメントhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/comment?date=20110523§ion=1306151193#cは不適切だったので、にも関わらずhttp://otakurevolution.blog17.fc2.com/blog-entry-1587.htmlのコメ欄に転載されちゃったので、もうちょっと真面目に考えて以下書きます。
出版社を動かすためには、直談判をいろんな人がするのが必要条件じゃないかと思います。

1;「21条の会」名義で、それぞれ「表現規制反対について意見したいことがあるから係の人をお願いします」とアポイント取って、出版社に直談判しに行く。
2;直談判する際に、資料を持っていく。
資料の内容は
2-1; 出版社のほうでヘタレる意向があるようだが、それは本当か? という質問関係。昼間さんの記事をプリントアウトしたものとか。
2-2; 過去、「有害コミック問題」当時ヘタレた結果、今回の都条例でさらに付け込まれることになった経緯などの資料(長岡さんの本などから適宜抜粋、A4ペラ1枚程度に)
2-3; 以下の対策をなぜ打たないのか、の質問状
 2-3-1;表現規制反対キャンペーンをなぜ週刊誌など自社発行物で打とうとしないのか?
 2-3-2;長岡さんとか、河合幹雄さんといった人から、作戦参謀として意見をちゃんと聞いているか? 
 2-3-3;法的に戦うための弁護士団の用意くらいは当然にしていると思うが、しているか? 仮にしていないとしたらなぜしていないのか?
 2-3-4;政治的に戦うために出版社による政界向け陳情団が当然にフル活動していると思うが、しているか? 仮にそういうものを全くしていないとしとしたら、それはなぜか?
3;以上の資料を持っていき、資料に沿って穏やかに話を伺い、回答をメモして、webに公表してよいかどうか確認し、公表できるものは公表する。

政治家へのロビーから連想的に考えるに、上記のような作業をする人が、2〜3人程度登場すれば、出版社の動きというか「空気」も変わってくるんじゃないかなあ、と思います。
以下は無駄な想像ですが、この作業はひょっとしたら出版関係者には難しいんじゃないかと思う。というか、出版関係者がするはずだ、という前提をもし持っていたら、それは捨ててほしいと思う。ファン活動の重要な一つとして、出版にあまり関係がない人か、学生さんとかが行うのが人材的には妥当だと思います。私みたいに一エロマンガ家しながら政界にロビーしたアレな人間もこの世にはいるから、出版関係者で根性のある方はされてくださっても当然OKではあります。「他に動いている人を見ないから自分が動いてみる」という根性のある人たちのリレーで表現規制反対活動はどうにか現在まで継続しました。野心のある法学部系の学生とかがされるのが一番しっくり来る気もします。巧くいけば日本での出版における法務の意味がここから激変してその中心人物になれるチャンスがあるやもしれないからであります。「自分には資格がないのではないか?」という躊躇いは利敵行為であります。礼儀正しく振舞えるかどうか、それだけが資格だと思うのであります。同志諸姉諸兄の参戦と健闘を祈ります。

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画像は http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=16039016 から。