カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

消耗な盆踊り

1

ウチに来るヤンキー客が減ったとはいえ絶滅しているわけではない。ヤンキー客一組を対応すると、激烈消耗する。

2

今年は疲労の度合いが少ないと思っていたが、朝起きると体の節々が痛い。疲労が蓄積しているようだ。

3

老父が区長会長を今年務めている。老父の体調が良くないので、その仕事の一部を代行する。本日、盆踊りの会場準備に行く。テキ屋がいないと祭は盛り上がらないなあ、とか思う。暴力団の資金源を断つためにテキ屋を完全排除しているそうだが、なんかどうにかならんかなあ、とか思う。
河口湖の盆踊りしょぼいな。集客のためのアイデアとか練っているんだろうか。ていうかどういう人を集めようとしているんだろうか。地元民だけ集まればいいんだろうか。地元民の絶対数が少ないんだが。観光客を集めたいのなら観光施設にポスターでも貼っておけばいいのに。しかし観光客が来たとしても楽しめる内容が全然ないよなあ。するとルーチンワークとしての盆踊りなんだろうか。
とか、することも話し相手も全然なくて、時間を持て余しながら思う。私は故郷に知り合いが全然いないし、数少ない知り合いは観光業者なので、お盆の期間は最繁忙期でこういう作業には彼らは参加しない。全く知らない地元民の中で話し相手もなく、することもなく、時間を潰す。販売物のビールを飲むだけになり、タイミングを見て帰宅する。故郷は私には縁のない場所だ。地元は、群衆の中の孤独を常に俺に強いる。故郷はいつでも居心地が悪い。
帰宅してしばらく後、嫁と一緒に盆踊り会場へ行け、と、急に老母が思い立ち、しつっこく言う。しょぼいし、準備の側でさっきまでいたのだし、全く行きたくないのだが。嫁を連れて行け、村に馴染むために、と老母が要求する。いや、俺は地元に顔見知りが全然いないし、俺が行っても馴染めないから老母が連れていけばいいではないか、俺が店番しているから、と返答すると、老母が激昂する。行けと。
お盆期間という最繁忙期に盆踊り会場に行けという親心が判らないのか、お前は地元に全然馴染みがないから盆踊りに参加すれば馴染みが増えるはずだ、そういう親心にお前は涙を流して感謝をするべきだ、嫁とのムード作りに腐心する親心にお前は座尿するほどの感謝感激をするべきだ、と老母は思っているようだ。
老母が激昂するので、顔見知りが皆無で、テキ屋がいなくて屋台がなくて、地元民ばかりのしょぼい盆踊りに、仕方なく行く。嫁も盆踊りに全然行きたくなかったので、10分弱くらい滞在して何もせずに帰宅。
老母の思いつきに付き合うと、たいへんに消耗する。

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