カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

ツイッターで拾った名言/「議論できない子の特徴」

いいツイートだったのでメモする。

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http://t.co/rtpDxnJ1
 論点は融通無碍に横断するけど結論は断固維持するってのが、議論できない子の重要な特徴のひとつ。 
 議論できない子の特徴。自分に見えていないことは実在しないと信じている。記録映画に事件が映されていないから事件はなかったと主張する類。「目撃しなかった」証言を一生懸命に集めている。「目撃しなかった」証言をたくさん集めたら「目撃した」証言を相殺できると思ってるらしい。
 議論できない子の特徴。自分の見解に否定的な人間は少数であると信じたがる。複数の人間から否定的見解が表明されると、そうした人間が実は裏側でつながっていて集中砲火を浴びせている、あるいは同一人物が複数を装っているのだと考える。支持者が多数である方が正しいと思って、不安になるようだ。
 議論できない子の特徴。論者の資質を前提にするか、またはその証明を目的にする。「あいつらは○○だから間違っているに違いない、ウソを言うに違いない、理解できないに違いない」といった類。また「あいつらは○○であることが分かった」を結論としたりする。論者の資質なんかどうでもええやろ…。
 議論できない子の特徴。ゼロバイアスを要求する。たとえば「あいつは電力会社の社員だから電力会社に都合のいいことしか言わないはずだ」といった類。バイアスに考慮するまでは悪くないが、バイアスから自由な言説なんてありえないんだから、いちいち全否定してたら何も言えなくなるよ。
 議論できない子の特徴。既存の定型文を対立論者の口封じに使う。一時期「詭弁のガイドライン」なるものが流行したことがあるが、これを持ちだして相手の主張を無効化しようと試みるひとがいた。ちなみにそれには「このガイドラインを引用して反対意見を詭弁と決めつけるのも詭弁」とあるw
 議論できない子の特徴。相手が言っていないことに反発する。「クジラが賢いからって食っちゃダメなのかよ?」

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ところで「箴言」タグ使うの久しぶりだけど、「箴言」タグには以前たくさんブクマいただいたことがあったのだが、ブログのスタイルを変更したらそれら過去のブクマが見えなくなってしまった。どうすれば見えるようになるんだろう。

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「議論できない子」の具体例が出てくるtogetter《「取り柄のない人間が民族を誇る」ことの証明》http://togetter.com/li/200145

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ジョージ・オーウェルの言う「ナショナリズム」を連想。http://nekodayo.livedoor.biz/archives/1186679.html

オーウェル評論集 2 水晶の精神

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