カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

ベン・トー感想

元々たいしてアニメを見ないのだが、アニメを全然見なくなって久しかった。が、『まどか☆マギカ』視聴以来アニメを何作か数年ぶりに見るようになった。
ベン・トー』はわりと面白かった。原作は未読だが。ニコニコ大百科によると途中の展開、モナーク編以降が原作をたいへん改変していて原作読者は嘆いていた。その嘆きに共鳴させられるところがあった。原作ファンを嘆かせるアニメ化は罪深いと思う。
最終回はまずまず出来は悪くなかったと思う。原作ファンはオルトロスとの戦闘が描かれきっていないところに不満を覚えたようだが、深夜アニメであれ以上の枚数動かすのは無理だろうと思う。深夜アニメにしてはよく動いていた。
長い原作を短くまとめるための戦略として、メインヒロインを先輩にする、という選択を監督はしたようだ。この選択は原作ファンには不評だが悪くない。先輩に出会い先輩に導かれることから物語が始まり、先輩が倒すことのできなかった最強の敵を佐藤が倒すことで先輩を守れる男に成長した、という成長ストーリーに最終的に収斂させるのは常道だと思う。
原作では著莪がメインヒロインになっているようだが、12話構成のアニメで4話で登場してメインヒロインにというのは流れとして無理だろう。
白梅のキャラは非原作ファンのアニメ視聴者に不評だったが、白梅は「キャラを立たせすぎてしまって」、しかしその立ちすぎたキャラを物語内で収斂できないので不評に終わった、というケースだろう。回収する好都合なエピソードが原作に存在するかどうかわからないが、そういうエピソードがもしもないのならアニメオリジナルで暴走させるに最も適していたのが白梅だったかもしれない。『うる星やつら』のメガネのように。
アニメ内で回収するためには最終話近くで回収する必要があるのだが、最終話はオルトロス編として確定しているので、その前にオリジナル展開で回収しようとしたのが9話だったのだろう。結果はあまり成功ではなかったようだが。
ウィザードと二階堂のルックスを瓜二つにしてしまったのも失点だ。ウィザードは魅力的なキャラとして登場したのに一話ぶんしか登場しなかったのもバランスを欠いた。とはいえ、主要キャラの数が話数に対して多すぎるのがアニメ制作上難題だったのだろうなあ、とは思う。
わりと理性的な書き込み↓があったからメモしておこう。

1963 : ななしのよっしん :2011/12/25(日) 22:41:49 : zUgYzk+Oq0

アニメとしてはいいアニメ。 演出は特に良かったし、バトル物としても迫力やスピード感があった。 アニメを見て原作読んだ人もかなりいるみたいだし、宣伝としては上々だったろうね。

だけどモナ王辺りから違う展開になってきて、原作通りなのがあらすじと一部のバトルシーンのみというアレな状態になったのが残念。

商業的に考えても、新規と原作からのファンを両方ひきつける意味でオリジナルやカットはともかく、話を下手に改変するのは避けた方が賢明だったと思うけどなあ。 確かにそのままやると面白くない、という意見もあるだろうけど、その差異はオリ回だけじゃ駄目だったのかな?

1964 : ななしのよっしん :2011/12/25(日) 22:54:18 : D5XcOAw/Po

原作ファンのDVD需要を狙うなら尚更ね。 原作のバトルシーンが映像に鳴るって言うだけでもうれしい物があるし。 だからこそ、変な改変はしないで、1〜3話な原作の流れをベースにしつつ、オリ回は箸休め的なサービス回が無難だったんじゃないかな。 改変はいいけど矛盾はしてくれるなよ、ってね。

ニコ動の反応を見るに、バトル描写はインパクトあったしね。 弁当争奪戦を大真面目にやるって言うテーマの勢いだけで走り抜けられる存在だったわけだし。

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