カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

スワンボートが盗まれた件

本日は一人で留守番していた。父母は三島の神社へ、嫁は美容院へ。
午後3時頃、スワンボートを貸しに行った。そこで気づいた。スワンボートが一隻盗まれている。よく見るとスワンボートを係留するチェーンが破壊されている。信じられないことがあるものだ。
エンジン船ですぐに探しに行きたいが、間が悪く、犬の散歩の客が複数いたので、家を離れられず。ウチでは犬の散歩を代行してくれた人に粗品を差し上げるということをしている。テレビで取り上げられたことがあるので、本日は2組そういう客がいた。1組目のカップルが随分犬好きで長く散歩していたので2組目のカップルには待ってもらっていた。
嫁の携帯電話に留守電を吹き込む。嫁が帰ってきたらエンジン船で探しに行こう。他にすることはないか。警察に盗難届を出しておこう。警察へ電話した。
午後4時頃、嫁帰宅。事情を話す。
その少しあと、犬の散歩1組目帰還。犬をブラッシングしてやりたいと要望するのでブラシを探す。
その間に父母帰宅。
犬の散歩2組目に行ってもらう。
父母はわずか4時間ほどで河口湖と三島を往復したので、これはかなり強行軍だ。そんな強行軍をしなくてはいけない理由など何もないのに。離れへ行き寝るとのこと。行き際に、犬の散歩1組目に老母が「お茶を飲んでいってください」と強く薦める。
この犬の散歩1組目さんは目茶目茶善人の方々だが、わりと長居したがりな風で、スワンボート盗難&捜索という非常事態のときに客にいてもらうのはちと厄介で、記念品を差し上げたらすぐ帰ってもらうつもりだった。老母は自分がいないときでも余計なことを、と、私は逆恨みする。
父母がいる間にスワンボート盗難の件を伝えようかと思ったが、大騒ぎすること確実で、かつ大騒ぎされたところで客の前で空気が悪くなるだけで何も得ることがないと思い、父母がいる間は伝えず。
この1組目にお茶を出している間に、警察が来る。間が悪い、なかなかスワンボートの捜索に行けない。警察に状況を説明する。警察が実況見分し、書類作成。傍でスワンボート盗難の話を聞いていた1組目の客が外に行き、警察と湖畔を双眼鏡で見渡す。対岸にスワンボートらしいものがあるとのこと。
日没になる前にエンジン船で確認しに行こうと思い、警察に事情を言い、嫁に書類作成をお願いし、エンジン船に乗る。エンジンはわりと簡単にかかった。よし。エンジン船を係留していたロープを外した。ギアをバックに入れた。
ギアをバックに入れたはずなのに、スクリューが後進しない。え? ギアを前進に入れる。前進しない。後進に入れる。後進しない。これはいかん、エンジン船のギアが壊れている、と気づいた時にはエンジン船は桟橋を離れ、湖畔を漂流していた。どうしたものか。オールを積んでおけばさほど深刻ではなかったが、うっかりオールを積まないまま係留を外してしまった。
エンジン船は風に流され、隣のホテルの桟橋へ向かっている。
携帯電話で家に電話する。嫁が出る。状況を説明する。「ところでボートを漕げますか?」と嫁に訊く。嫁はボートを漕いだことがない。のでローボートを漕いで私を救出する、という手段が使えない。今の風の向きからいえば、このまま漂えば、嫁にオールを持って隣のホテルの桟橋まで来てもらい、桟橋の上でオールを差し出してもらえば、それを私が手で捕まえて漂流するエンジン船を止めることができる、と嫁に説明する。
嫁に来てもらう。
風が止まる。
困った。今使える人間は警察と、1組目の客。1組目の客は湖畔で私のほうを見ている。
「お客さん、ボート漕げます?」
と訊ねる。漕げるとのこと。ボートを漕いで私のところまで救出に来てほしい、とお願いする。
嫁が客とローボートを選定し、客がローボートに乗り、私のほうに向かう。
その間に犬の散歩2組目が帰還する。嫁にはそちらへ行ってもらう。
漕ぎだしたお客さんの様子を見ると、どう見てもローボート漕ぎは彼らは素人だ。これでは救出されるのはおぼつかない。
そうする間に風が吹き始め、ホテルの桟橋ぎりぎりに私が近づく。手を伸ばしても、ホテルの桟橋に係留しているヨットにギリギリ手が届かない。エンジン船のロープをヨットへ投げる。ヨットの縁にロープは引っかかる。だがこれを手繰り寄せたら何も引っかかるものはないので、私は再び漂流してしまう。「お客さん、ボートから降りて、この桟橋から私を捕まえてください」と1組目客のカップルにお願いする。
客はローボートを岸につける。ローボートを引き上げようとする。いやいや、その時間がもったいない。私がホテルの桟橋のすぐ近くにいられる時間はあと少しだ。
お客さんが桟橋に乗り、ヨットに乗り、ロープを捕まえてくださった。これで助かった。エンジン船を桟橋に係留する。
もう一隻のエンジン船の元へ行き、エンジン始動を試みる。始動しない。
家に一度戻り、警察の調書を完成させる。その間に日が暮れてしまった。警察は帰還した。
対岸にあるらしいと思われるので、対岸まで自動車で確認しに行く。対岸の公園を歩く。吹き溜まり状になっているところにスワンボートを発見する。このまま漕いで帰ろうか、とも思うが、自動車を置いておくわけにもいかないし、もう日が暮れているので夜にスワンボートで漕ぎだすのは危険だ。すぐに流れ出すという様子でもないのでそのままにして明日回収することにする。
スワンボートを無事回収したら警察に連絡し直ししよう。
ウチのスワンボートを盗み乗りしたバカ者どもに永遠の呪いあれ。

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画像は http://0taku.livedoor.biz/archives/4068193.html から