カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

放射能汚染コンクリートの件

以下メモする。

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4147&blockId=9924153&newsMode=article
新築マンションで高線量 二本松、室内で毎時1マイクロシーベルト超え 

 二本松市は15日、昨年7月に完成した市内若宮のマンション一階の室内で毎時0・9〜1・24マイクロシーベルトと、屋外〔略〕よりも高い放射線量が検出されたと発表した。〔略〕
 市などは、マンションのコンクリートの基礎部分に、東京電力福島第一原発事故計画的避難区域となっている浪江町津島の砕石場の石が使われたのが原因とみて調べている。市などによると、石を採掘したのは双葉砕石工業(本社・富岡町)で、原発事故後、県内の約20社に同じ採石場の石約5200トンを出荷した。〔略〕
 原因となった石は原発事故以前に採掘され、敷地内の屋外に保管されていた。二本松市内の生コン会社がこの石を使ってコンクリートを製造し、市内の建設業者がマンションの基礎部分と一階ベランダの手すり部分に計57・5立方メートルを使用したという。
(2012/01/16 08:31) 〔福島民報

http://www.asahi.com/national/update/0115/TKY201201150290.html
2012年1月16日3時2分
二本松の新築マンションで高線量 浪江で土台の材料採取

 福島県二本松市新築マンションの工事に、東京電力福島第一原発事故で出た放射性物質に汚染されたコンクリートが使われていたことがわかった。マンション1階の床からは屋外より高い放射線量が測定された。同市と国が15日発表した。

 コンクリの材料に、計画的避難区域内の砕石場の石が使われたのが原因とみられる。同じ材料が数百カ所の工事に使われたとみられ、国は石やコンクリの流通経路を調査している。

 発表によると、汚染されたコンクリが使われたのは、昨年7月に完成した二本松市若宮地区の鉄筋コンクリート3階建て賃貸マンションの土台部分。1階の室内の高さ1メートルの線量が毎時1.16〜1.24マイクロシーベルトで、屋外の同0.7〜1.0マイクロシーベルトより高かった。2、3階の室内は同0.10〜0.38マイクロシーベルトという。

 コンクリの材料になった石は、計画的避難区域に入っている浪江町南津島の砕石場から搬出。コンクリ会社を通じ昨年4月11日、マンションの基礎工事に57.5立方メートルのコンクリが使われた。

 砕石場では原発事故前に採取した石を砕き、事故後も屋外に置いて避難区域に指定される同月22日まで出荷を続けたという。経済産業省などによると、この砕石会社は県内の19社に計5200トンを出荷。このうち、マンションにコンクリを納入した二本松市の会社からは県内の百数十社に販売され、数百カ所の工事に使われたとみられるという。

 二本松市は昨年9〜11月、子どもなどの積算線量を計測。マンションに住む女子中学生の3カ月間の線量が1.62ミリシーベルトと比較的高かったため、市が調べた。マンションには12世帯が入居している。

 マンション1階の室内に24時間滞在する仮定で計算すると、年間の線量は10ミリシーベルト前後になる。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120116-OYT1T00407.htm
汚染コンクリ、100社以上に出荷の疑い

 福島県二本松市新築マンション放射性物質に汚染されたコンクリートが使われていた問題で、原料になった同じ砕石が、県内の生コン会社2社を通じ、建設会社など100社以上にコンクリートとして出荷された疑いのあることが、経済産業省の聞き取り調査で分かった。

 同省が出荷先の特定を進めている。

 砕石は、富岡町の採掘会社が浪江町の阿武隈事業所の採石場で採ったもので、採掘会社の社長(50)は16日朝、郡山市内の事業所で記者会見し、生コン会社以外にも、建設会社など17社に出荷していたことを明らかにした。一部は、県内の農場やゴルフ場などで土木工事に使用されているという。昨年4月11日に計画的避難区域の設定が政府から発表された後も砕石の出荷を続けたことについて、社長は「放射能に関する知識がなく、正直『何で住んじゃいけないの』という程度の感覚だった」と釈明した。
(2012年1月16日11時26分 読売新聞)

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