カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「頭がいい」と成人男性を評価すること

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たまに他人から「頭がいい」と評されることがあるんだが、成人男性に「頭がいい」という評価をするのってどうなんだろう、とか思った。言ってくださる方は褒め言葉としておっしゃってるのだろうけど。
「頭がいい」というのは我が生活にとっては呪祖同然で、とくに我が老母は私がもっと頭の出来が残念であってほしいと願っていたりして、我が生活では脳味噌を使う機会がほとんどなかったりして、まあいいや。
そういう自分が他人に「頭がいい」という表現を使ったことがないか、自分のブログを検索してみた。子供相手に使っている場合と、日本人男性の半数以上は安倍晋三よりは頭がいい、という表現で使っている場合にほぼ限られるな。
BUNTENさんを「頭の出来が優秀」と評したことがあったけどhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20100916/1284568001、「頭がいい」という表現ではないな。
「頭がいい」と成人男性に使う場合ってどういう場合だろう、と、考えていたんですが、以下の条件にあてはまる場合だろうな、と思ったり。
1;頭の出来は残念ではない。
2;知識自体はさほどない。
3;頭脳労働を生業としていない。
知識を持つことは罪悪であるとか、知識は無価値であるとか、そういう間違った価値観を20歳代いっぱいくらいまで刷り込まれていたからなあ。そういう環境は良くない。
頭脳労働を生業としていたら「頭がいい」という評価をあまりしないよね。
たまあに、それでもしてもらいたがる人もいないわけじゃないけど。お受験がトラウマになっているような人とか。ええと、書くべきじゃないんだろうなあ、宮台先生とか。

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知識が足りないから直感に頼ることが多くなる。直感は正しいこともあるけど、判断材料が乏しい中の苦肉な行為なので、直感に依存するとわりと簡単に間違った論理演繹してしまう。でムダに落ち込んだり。
直観に依存していると、自分を霊感体質だなと錯覚することが増える。若い頃は自分を霊感体質だとは全然思わなかったが、若い頃のほうがある意味人格が安定していたからかなあ。いや世界が狭すぎて判断に困ることが少なかったからか。
中年期以降、霊的思考法をシミュレートすることが多かったり、オカルトな思考法をする人への霊的防衛を考えたりしたりすることが増えたりした。 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20070218/1171748104 そういえば最近霊的武装を怠っているな、もう少しすべきだな、精神の安定のために。

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