カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

『羆風』

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矢口高雄『羆風』読了。
wikipedia:三毛別羆事件を漫画化したもの。
講談社漫画文庫で今回読んだが、俺、中巻の第11章だけ、どこかで読んでいるんだよな。たぶん雑誌で読んだんだと思うけど、何の雑誌で読んだんだろ。
と書いて記憶が蘇ってきたが、大学5年生の頃、劇画家「佐多みさき」のアシスタントしていて、その時仕事場で過去の雑誌で読んだんだろうな、たぶん。
講談社漫画文庫には初出が載っていないので、どうもムズムズする。『羆風』は矢口高雄が『釣りキチ三平』を描く前の作品だろうけど。
と書いたところで、あ、wikipediaで調べればいいかとか思ったが、そこには執筆年と掲載雑誌が載っていなかった。73年か74年頃、少年マガジンで描いたのかな。
矢口高雄は「大友克洋登場以前のマンガの巧さを体現した人」という評価を、新谷かおるのアシスタント時代に同僚から聞いたことがあり、なるほどと思ったことがあった。
11章でタケが食われるシーンの描き文字、記憶と違うような気がするけど、記憶の方が怪しいかな。

野性伝説 (1) (講談社漫画文庫―矢口高雄自然シリーズ)

野性伝説 (1) (講談社漫画文庫―矢口高雄自然シリーズ)

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自分のアシスタント遍歴を初めて公表したけど、マンガ家のアシスタントをした後で大学受験するという人生コースがあったらずいぶん人生の実りが違っていただろうなとか、というかマンガ家のアシスタントばかりではなくて、我が家以外のどこかで大学受験前に働いて見聞を広げておけば、あの強烈な老母の偏見から自由になったうえで大学受験できていれば、とは高校生時から思っていたが、日本にはそういうルートは基本的には存在しないようで、我が娘の育て方についても最も煩悶するところではある。高校生時には社会への想像力が乏しかったので無駄に自分を制約していたけど、考えてみればそういうルートもなくはないか。当時まだ若かりしあの老母相手に? どうやってそんな交渉と説得を? そんな煩悶をさせない育児を個人としてはすべきではあるが。

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