カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

今年はまだ老母が錯乱していない

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過去の我がブログの8月のところを読み返すと、我が老母は8月10日頃までに深刻に錯乱し、耐え難い勢いで私に当たり散らすのが慣例だった。
今年はまだ深刻には継続的には錯乱していない。が、今週中には錯乱するだろう。錯乱している老母を抱えて最繁忙期を迎えるのは私にも嫁にも苦痛ではあるが、これが我が生涯の桎梏だ。18歳から20歳くらいまでの時、老母なんぞ全部捨てるつもりでちゃんと階層を越えようとしなかった因果の報いだ。
階層を越えることが可能だったと気づいたのは30歳を過ぎてからだった。教育方針というものを持たない老母の数少ない一貫したメッセージ「偉くなるな」に象徴される老母からの呪いは、私をムダに長く支配し、私はムダに苦労し、人生を色々ドブに捨てた。階層を越えたかった。

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最繁忙期なお盆期間なのだが、ウチの客は恐ろしい程夜静かになった。
過去に書いたことがあるが、老母はヤンキーな客、低階層の客、「低学歴の世界」の客を好み、そのためバカにみたいに質の低い客がウチを好み、このシーズンの私の消耗はひどいものだった。私が来て3年、そういうヤンキーな客が来にくいように努力した結果が表れてきているのかなとか。
老母はバカみたいに質の低い客が真夜中まで騒いでウチの施設の一部を壊して、そのことを私に愚痴り罵ることまで一セットで好んでいた。実に悪趣味だ。
それはそれとして、最繁忙期なお盆期間ではあるが、私は毎晩「離れ」に帰っている。帰らないと体力が回復できないことが一つ、それが可能なほどに客質が向上したことが一つ。

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老母が錯乱しさえしなければ、ウチの仕事は最繁忙期でもそれほどはしんどくない。老母が錯乱するとしんどさの許容限界を超え、接客にエネルギーが残らなくなる。
嫁が言うには、今年の老母は「相当我慢している」とのこと。とはいえ、あれは病気だからもうじき我慢が利かなくなる。

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一方、我が娘は今生後8ヶ月で、そろそろ這い這いをしはじめて手に負えなくなるのではと危惧していたが、少なくとも現時点ではまだ這い這いしないし、這い這いは最繁忙期であるお盆を過ぎてからになりそうだ。我が娘は驚くほど親孝行な娘だ。

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と書いた途端、「隣の客がうるさくてかなわないからどうにかしてくれ」という客からの苦情電話があった。夜1時半。13組中、1組か2組くらいはまだいるわな。

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[03:28 追記] 俺は今の仕事が好きじゃない。

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