カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

娘が箒とチリトリを持って、掃除の真似事を始めた

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老母が私の事務机の書類を勝手に弄くった。それなりに大事な書類がそれにより紛失した。老母のこれは発作であり、3月の連休が近づいているのでその発作が出た。
ところでこの発作に対して、タブレットなどを購入して対応するのが良い、というアドバイスを貰ったが、以前に書いた私の書き方が拙かったhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20130424/1366809251のだが、老母が捨てるのは、未処理の請求書であり未処理の業者伝達書類であり、なのでタブレットを使っても捨てられてしまうとわりとどうしようもない。

2

我が老母様は、臨床心理士さんの見立てだと発達障害だそうなのだがhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20110110/1294671564 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20111216/1324043797 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120717/1342531745、それから敷衍して考えてみると、たぶん、典型的なADHDだ。多動性障害だ。
昔、自分がADHDであることを苦しんでいる方がADHDの人のためのロビー活動をしようとなさっていたことがあって、面識があったが、当時から思っていたし今はもっと思うのだが、その方より我が老母の方がはるかにずっと「空気が読めない」「落ち着くことができない」といった典型的症例において、ADHD的だ。ただ、その方はそれをご自身苦しんでいらっしゃり、我が老母様は本人はまるっきり苦にしていない、むしろ美徳と本人は思っている、というところにものすげえ差があって、我が家は老母様以外は老母様によって苦しめられているんだけど、現代の精神病の定義だと本人が苦しいと感じないのなら病気じゃないようなので、我が老母様の症例が改善することは老母様がお亡くなりになるまでない。

3

我が老母様は、相手の感情を読めず、目の前の状況を俯瞰する能力に欠けていらっしゃるので、我が娘のオシメの取り換えがすげえ下手だ。
すげえ下手のくせにやりたがる。
人間は自分が苦手な事柄について過剰にしたがるもので、有名な例では、高所恐怖症の人ほどスチュワーデスになりたがる、逆に言うと、スチュワーデスには意外に高所恐怖症が多い。*1
我が兄妹のオシメは我が祖母が始末してくれていた。

4

過日、我が嫁が不在の時、老母が下手くそなオシメ替えをし出して、娘の下着が汚れ始末に負えなくなったので、私が作業を手伝うというか作業を代って、でもってそれでも老母がしたがったり、作業している途中で作業を放棄したり、どうしようもないことしていたんで、耐えきれず私が老母を怒鳴り散らしてしまった。
私が怒鳴り散らしたことが娘にショックであったようで、その夜、我が娘はなかなか眠らなかった。
俺と老母の関係の悪さは、娘に悪影響を与える。どうしたものか。

5

老母の錯乱に付き合わされると、我が夫婦の疲労はすげえ増える。
老母が何か作業するたびに私の仕事が増えるという悪循環が止まらず、私の宿題と作業量が増える一方だ。
たとえばウチの仕事には、客が持ってきたシーツをまとめて、専用の倉庫にしまうという仕事がある。実にシンプルな仕事だ。老母はなぜか必ず別な場所にシーツを隠すというムダな作業をなさる。老母様が一つ作業するたびに確実に私の作業が一つ増える。老母様が隠した場所から本来の収納場所に移動するには、老母様が隠さなかった場合よりずっと作業量が増える。
たとえばウチの仕事には、生活上必然的に出るゴミを、敷地内のゴミ収容場所へ移動するという仕事がある。実にシンプルな、仕事という以前の作業だ。だが老母様は、ポリバケツに入っているゴミ袋をわざわざ外に放置してそのままほったらかす、というムダな作業をなさりたがる。これにより、そのゴミ袋がカラスに荒らされゴミが散乱し、散乱したゴミを再度回収し本来の収容場所へ移動させるという作業が私に要請されることとなり、作業量が数倍に増える。
たとえば老母様は、たまに掃除機を使う。だが老母様は掃除機を使うとき必ず作業途中で何時間も掃除機を放置する。掃除機を片付けると老婆さまは大激怒なさる。
同様に老母様は、たまにモップ掃除をなさる。だが老母様はモップ掃除は必ず途中中断を何時間もなさり、モップを片付けると大激怒なさる。
嫁が分析するに、猫がネズミを捕まえた後、褒めてもらうよう判り易い場所にネズミを放置するのと、老母の行動は同じだ。家族の動線に雑巾やら様々なものを老母様が執拗に置きたがるのも同じ心性から発している。だが動線上に執拗に物を置かれるのは他の家族には不快なことであり、作業を必ず中途で放置されるのも迷惑なことであり、最後までやらないのなら何もしない方がずっとマシなのであり、だが我が老母様は多動性障害だからムダに色々やりたがる。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20130307/1362669504

6

昨日、二組、わりと騒々しめの客が来た。
片方は学生なようで、まあ、学生の騒騒しさの限界値ってこんなんだよな、程度に騒々しかった。帰った後は、ああ、こりゃ酷いもんだ、なんでこんなに汚せるかな、という程度に汚かった。
もう片方は、ホストクラブとかそういう系統の客だった。俺は今の仕事に就いてから文化的職業的出身地的階層的偏見がものすげえ強くなったが、ホストクラブ系の客は嫌いだ。
このホストクラブ系の客は、「片付ける」という概念を理解できなかった。
バーベキューハウスを彼らが利用したが、今まで見たことがない程度に、あるいは今までで最も酷いレベルでバーベキューハウスは汚されていた。
「片付けてください」とその客に要望し、客たちはまあ彼らなりにちゃんとしようと片付けようとしたが、そもそも「片付ける」「掃除する」という観念概念が彼らには理解ができないらしく、私も一緒に片づけたが、彼らが触ると混沌が増えるだけで、いない方がマシなくらいな話で。
彼らが帰った後、ゴミ収容所を見てのけぞった。彼らは18人で宿泊した。ゴミの中にほとんど手を付けていない食料が30人分くらいあった。煙草の灰などといっしょに。
余計な比較なのだが、オタク系の人に汚部屋系はけっこういるし、オタクの人は自分たちは騒々しい客だと自意識を持つことがわりと多いけど、本当の「ヤンキー」は、そんなのとは全然格が違う。ホストクラブ系ヤンキーは出身階層が低いと想像できる。彼らは掃除とか整頓という概念を持たない。それを学習する機会も生まれてこの方なかった。貧困に生まれると、整頓とか掃除とかそういう概念観念習慣を持たずに育つので、結果として、食料をムダにしたり、金銭の使い方がムダになる。整頓とか掃除とかそういう習慣は文化資本だ。

7

我が老父の系統は、特に祖父がそうだったのだが、整頓に関して厳しかったそうだ。なので我が老父は周囲を汚さない。それは小脳に刷り込まれている。
我が老母は貧乏に育ったので、整頓とか掃除とかそういうことを理解しないまま育ち、理解しないまま今に至る。なので老母が動くたび混沌となるというか、薄汚くなるというか、まあそういう感じ。
老母は整頓能力がないので、だから自分の身の回りを整頓せず、私の事務作業用の机を弄りたがる。変態的だ。

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我が嫁の家もわりと汚部屋系なのだが、我が嫁の家には家族内の愛情があって、我が老母様にはそういうのが欠落なさっている。
我が嫁の母親は、我が嫁が結婚する日まで、雛祭りには雛人形を飾っていた。雛人形は「我が子が良い結婚をできますように」という願いだ。
我が妹も未婚で、もうあの年齢になると結婚するメリットよりリスクの方が大きくなって生涯未婚だろうが、それはそれとして、我が老母様は我が妹のために雛祭りの雛人形を飾るということなど、幼少期はともかくとして、ここ数十年私の記憶にはないので、なんちゅうか、でも老母様は主観的には我が妹に結婚してもらいたがっているということになっていて、認知不協和、ひどいもんです。我が老母様には母親としての愛情が薄うございますので、なので我が妹も結婚に憧れが生まれず、私もそうだったのでありまして、私が結婚できたのは行幸もいいところであります。

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それはそれとして、整頓するとか掃除するとかは「文化資本」なので、なんとか娘にはヤンキー的下層的汚部屋な文化ではなく、中産階級的整頓文化を与えたいと嫁と願いあったのであります。

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我が娘が箒とチリトリを持って、掃除の真似事を始めた。その様子は実に愛らしい。このままうまくいけばいいけど。

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我が娘は、老婆を見慣れないためか、老婆を見ると泣くという現象が観察される。我が老母が皺くちゃな老婆顔だったら我が娘が老婆を見て泣くなんてこともなかったろうに。我が老母は顔がつやっつやとしていて老婆な顔をしていない。なるべく早く老婆に慣れさせたい。老母が我が娘を連れて歩く相手が老婆だから、我が老母様はまさにこの現象の体験者なのだが、我が老母はその現象を一切全く丸っきり理解せず改善させるにはどうすればいいかなんてもちろん想像せず、泣く我が娘を責める。

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*1:夏目房之助の『デキゴトロジー』か『學問』に描いてあった。