カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

国語少女列伝「おでこ」さん

コメントで「塾」タグの評価をいただいたので、「塾」タグを自分で読み返した。
「国語少女」http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120616/1339916840の一人「おでこ」さんについて全然書いていないことに気付いた。多少の記憶が残っているうちに書いておく。

1

「おでこ」さんは塾講師時代の後半に担当した。4年生の3学期くらいに入塾しただろうか、もっと遅かっただろうか。
以前に書いたがhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20100214/1266151135、中学受験する場合、3年生3学期から始めるのが理想で、入塾時期からだと、理社のカリキュラム的にちときつかった。
彼女は頭は良かった。家庭は愛情に満ちていた。私の塾は夜9時頃まで授業があり、居残りをすると夜10時近くなってしまうのだが、彼女は夜8時だか8時半だかに就寝する習慣だった。たいへんに美しく良い習慣だ。皮肉でなく。本心から。習慣を継続していただきたかったが、中学受験とその習慣を両立させるのは無理だったので就寝時刻だけは遅くしていただいた。

2

四谷大塚のテキストの6年生下巻の巻末に、模擬入試的テストがある。「おでこ」さんはその模擬テストで、100点満点中98点くらいの得点を採った。私が教えた生徒中歴代一位だ。ていうか講師の俺でもそんな得点を採れない。だいたいにして国語の問題というのは出題者の意図を読み解くというスネ夫的課目であり、満点を採るなんてあり得ないと俺は思っていたんだが、まあ塾講師としてそんなことを言うわけにもいかなかったんだが、というか俺の大学受験時の現代国語の偏差値だってけっこうこれだけは凄かったんだが、今にして思えば錯乱している老母の内面を忖度するという日常訓練がなせる業でもあったんだろうけど、まあそれはそれとして、「おでこ」さんの国語得点能力はただ事ではなかった。異様な国語得点能力というのは一種の超能力だと思うが、得点能力的には「おでこ」さんが抜群だった。
「おでこ」さんは歴代国語少女の中で最も性格が素朴というか、真っ直ぐというか、そういうタイプだった。おそらく家庭の愛情には最も素直な形で恵まれていたのだろうと思う。
今にして思えば、彼女には国語の宿題なんぞ一切出さなくても良かったかもしれない。俺はまだその時思い切りが悪かった。
カリキュラム的に、理社の単元には苦労した。算数にも苦労した。

3

都内の高校入試で女子は男子より不利だ、という件を以前書いたがhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050924/1127542265、高校入試ほどではないが、中学入試でもやはり女子は男子より不利になっている。
私の勤めていた塾は付属校受験に定評があり、「おでこ」さんも付属校をいくつか受験した。
入試日程的に、彼女にはちょっと難しいかも、という付属校と、彼女ではちょっと勿体ないかも、という付属校しか受験できなかった。
前者には失敗し、後者に合格した。
本人も保護者もそのことに満足なさっていたようだが、正直言って、彼女は普通に大学受験すれば、一般にその付属大学より格上とされている旧帝大に十分合格できたんではないかとか、思う。

4

彼女はキューピー人形を連想させるようなルックスだった。おでこ、つまり前頭葉が普通より大きかった。彼女は「可愛い」という表現が実にしっくりぴったりくるルックスだった。
我が妹2号も幼少期、おでこが人目を引くタイプだった。今はそうでもない。
妹2号の娘、我が姪もおでこが目につくルックスで、今回書いた「おでこ」さんにルックスが似ている。
我が娘と我が姪はルックスが似ている。教え子の「おでこ」さんのように明るく暖かいタイプに育てることができればよいが。

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