カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

メルモちゃん

我がブログ読者の諸姉諸兄にはどーでもいいことなんだけど。
過日、「めるも」という名のお客様がいらっしゃった。一度聞いたら忘れない、良い名だと思った。
ところで俺はアニメ版『ふしぎなメルモ』は見たことがないので、
ふくやまけいこ版『メルモちゃん』と

メルモちゃん 1 (リュウコミックス)

メルモちゃん 1 (リュウコミックス)

手塚治虫版『ふしぎなメルモ』を買って読んでみた。
ふくやまけいこの絵の愛らしさは手塚や宮崎駿の正当な継承者だ。ジブリは後継者に苦労しているみたいだから、ふくやまけいこに無理やりアニメ監督させればいいのに。とか思った。ふくやま版『メルモちゃん』を原作にして。アニメ監督としてふくやまに力至らないところは宮崎駿がフォローして。とか。
伝え聞くところではふくやまけいこは体が弱いそうだからそんな激務は耐えられないだろうけど。
ふしぎなメルモ』の企画は、70年安保と大阪万博の激動の時代に、「マンガやアニメで性教育を」をというものすげえ挑発的精神で手塚が企画したアニメ版『アポロの歌』が二転三転したのがその原型だったりするから、児童ポルノ法的な風潮への宮崎駿の反骨精神と良い感じで共鳴するところがあるんじゃないだろうか。ふくやま版だと「全能細胞」というモニョる感じなタイムリー性がある内容が包含されているし。
ふくやまけいこ監督『ふしぎなメルモ』の同時上映は『豚の虎』で。

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