カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

狂人の重力圏、「耳をチクワにする」技術

1

web上には色んな狂人がいて、統合失調な人による文章とかも時々散見したりするけど。
俺の老母の場合、「重力圏」というのを本能的にすげえ察知していて。
「重力圏」を普通の言葉に直すと「外面」「内面」で。
「外」に対して我が老母は常識人であり、不器用だが活動的な善人である。だから俺の嫁父親も我が家に自分の娘をくれようと判断したし、商工会長とかそういった役職が老母の適職だと外部の人に判断され回ってくる。
「内」に対して我が老母は狂人であり、とてもじゃないが生活を共にできない。以前にも記したが、我が老母の妹さんが分析してやっと俺も気づいたが、老母が「内」と判断しているのは、1;長男である俺 2;長女である妹1号 3;老母の妹さん の3人である。
俺の妹2号は老母の中で「愛玩物」扱いで「内(手下)」カテゴリとは違っていた。妹2号もその全能力を、老母からの「重力圏」を中和させることに費やした。

2

「妹2号」は才能と努力で以下の特殊能力を体得している。
1;誰からも愛嬌のある善人だと見なされる振舞を素で常にしている
2;ヒトの話を、一生懸命聞いている「かのような」そぶりを常にしているが、計算高く「スルーすべき話は完全にスルーする」という技術を体得している
3;相手の話を聞いた時「これは聞いても意味のない話だ。『耳をチクワ』にするタイミングだ」と判断した際は、一生懸命相手の話を聞いている風をしながら、一切相手の話を聞き流すという特殊能力を持っている
4;「耳をチクワにする」という特殊能力を持っているため、常人は皆この能力を持っているはずだと妹2号は前提している。なので我が老母が狂乱しているときに、なぜ俺や妹1号が「耳をチクワ」にしないのか、妹2号は心底不思議に思っている。
こういう特殊能力を体得するのに前半生のほとんどを妹2号は費やしたため、
妹2号は、妹2号が嫌っている相手からも好感をもたれている。
兄妹3人の中で学校の成績は妹2号が一番悪かったが、人生を快適に送るのに何が最も能力として必要なのかは、たぶん妹2号が最も本能的に知っている。

感じるところのあった方は   にほんブログ村 政治ブログへ  をクリックされたし。