カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

ヒステリー症の伝染とか

1

俺は男としてはわりと穏やかな人格だと思っていた。

2

我が老母はすげえヒステリー症で、一年のうち300日くらいヒステリーを起こしている。若かりし頃からそうだ。

3

ヒステリー症は伝染する。というか、老母のヒステリーの矛先は、俺がいる限り俺に常に向かう。俺は老母のヒステリー処理係を10歳代の頃から延々させられた。そんな狂気な環境に人間は耐えられるものではない。

4

過日、村のおっちゃんおばちゃんおじいちゃんおばあちゃんたちと小旅行した。村住民のおっちゃんおばちゃんたちの人格の穏やかさに驚いた。
たぶんあの集団の中で最もヒステリー症なのは俺だ。

5

1月から3月にかけて、俺は情緒不安定だった。
1月頃の生活 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記
2月頃の生活 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記
  情緒不安定の原因は判らない。
事実として、起床時刻が馬鹿みたいに早く、午前5時に目が覚めた。馬鹿みたいに起床時刻が早いのは、男性更年期障害ではないかと自分を疑った。
我が老母は常にヒステリーを起こしていた。
俺は起きている間、ふつふつとヒステリーのさざ波が内面に沸いた。飲めば常に悪酔いした。

6

3月後半になり、起床時刻が6時半くらいになった。情緒も2月頃よりは安定した。

7

思うに、人間は穏やかな生活をできればそれ以上に望むことは少なく、それ以上に得たものはボーナスのたぐいだ。
老後に穏やかな人格で過ごせるというのは凄いことだ。
我が老母は若かりし頃からヒステリー症で、ずっとヒステリー症で、老年に至り老人性ヒステリー症となり、早く死ねばいいのに。
俺は自分のことを穏やかな人格だと思っていたが、ヒステリー症は伝染する。ヒステリー症が伝染したことが判るのがつらい。

8

飲酒せずに寝る日はないが、少しでも頭をボケさせるために飲酒している。俺はヘビースモーカーだが、少しでも早く頭をボケさせるためにヘビースモーカーでいる。
だがアル中にかなり肉薄しているが、頭がボケても悔しさとか残念な気持ちとか憤りとかそういう感情だけは残る。残念なことだ。完全にアル中となり海馬が委縮しても悔しさとか憤りとかやるせなさとかそういう感情だけは残るのだろう。脳内の爬虫類的部位の感情なのだろう。ヒステリー感情も爬虫類的部位が支配しているのだろう。
知的好奇心とか向上心とか精神安定とか穏やかさとかそこは大脳新皮質が司っているのだろう。海馬が委縮したらそこから委縮するのだろう。残念なことだ。まことに残念なことだ。