カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

2005-02-27から1日間の記事一覧

殖田俊吉2

軍部・革新官僚の日本共産化計画案〔『自由』1960年11月号、89p-99p〕 昭和デモクラシーの挫折(下) 殖田俊吉 元法務総裁 私は前回申しましたように昭和十二年に「政治行政機構改造案」なるものを、はからずも所見し、それを抜萃したものを高松宮にさしあ…

殖田俊吉

〔殖田俊吉については右スレ参照 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/1274/1065549489/ 〕 昭和デモクラシーの挫折〔『自由』1960年10月号、81p-94p〕 殖田俊吉 元法務総裁 第1部 私は昭和八年九月に役人をやめました。しかし私自身の軍に対する…

レポート;『インパール兵隊戦記』に見る、日本の「二重規範」の問題

〔以下は、2002年12月に書いたレポート。「情実主義」について。〕 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/1274/1039180795/2-22 このレポートでは、黒岩正幸『インパール兵隊戦記 「歩けない兵は死すべし」』(光文社NF文庫、1999年)*1をもとに…

代表議会制のルーツ

代表議会制のルーツ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/1274/1025577785/71-72 中世欧州の代表議会政治の発展 2つのルーツ 1;教会法の定め 司教は、司教座のある教会の聖職者たちによって選挙されなくてはならない、と、教会法で定められていた…

ネットと「ムラ社会」

『タテ社会の人間関係』の「田舎っぺ」から連想したので、以下、2002年12月31日頃書いたものを転載する。 「ムラ社会」の作法と「都市(非ムラ社会)」の作法 インターネットは、「自由」で「平等」だ。原則的に誰でも発言できる。この作法は、都市的(非ム…

『タテ社会の人間関係』― 「田舎っペ」

〔略〕前述した枠による集団の構成のあり方からは、およそ社交性というものを育てる場がない〔略〕。 すなわち、社交性とは、いろいろ異なる個々人に接した場合、如才なく振舞いうることであるが、一体感を目標としている集団内部にあっては、個人は同じ鋳型…