カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

[日本会議]「日本会議国会議員懇談会」

会長:麻生太郎総務大臣) 
会長代行:中川昭一(経産大臣) 
副会長:谷垣禎一財務大臣) 
副幹事長:小池百合子環境大臣
副幹事長:安倍晋三自民党幹事長〔当時〕)
小野清子国家公安委員会委員長
石破茂防衛庁長官〔当時〕)
〔出典;「日本会議日本会議国会議員懇談会設立五周年記念大会」大会決議http://www.nipponkaigi.org/reidai01/Activities(J)/kestugi11.18.htm から構成〕

人権擁護法、続報。

http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000102032
1)人権擁護法案 日弁連、雑協も反対を表明
 一昨年廃案となった「人権擁護法案」だが、政府・与党はメディア規制条項の凍結など内容を一部修正して、いまの通常国会に再提出する方針だ。
 それに対して2月28日、日本弁護士連合会の「人権機関設置ワーキンググループ」は政府・与党の基本方針に反対していくことを確認した。
 また2日、日本雑誌協会は「凍結をいつでも解除できる余地を残している」(共同通信)などとして反対する意見書をまとめ、発表した。
 雑協の意見書は、国家から独立してあるべき「人権委員会」が法務省の外局に置かれる点など、さまざまな問題点を指摘すると同時に、ここ数年のメディアによる人権救済の自主的な取り組みなどを踏まえ、「状況の変化、実態に逆行するかたちで“再提出”される『人権擁護法案』には、全面的に反対の意思を表明しておきたい」と、反対の姿勢を明確に打ち出している。

教育勅語

http://www.h2.dion.ne.jp/~kyokasho/uesugi2.htm
 しかし今、「教育勅語には良いところもある」という意見が散見せられる。似たような議論は、右の当時もあった。国会決議に大きく寄与した羽仁五郎議員(歴史学者でもある)が、議会での発言において、神がかり的な教育勅語の奉読風景を思い起こさせつつ、「この(教育勅語の)ため、国民があることを正しいことであるか、間違ったことであるか…自分で判断する習慣を失うことが非常に有害であった」と批判したことは注目される。彼がそれについて、ある高校で講演した際、「羽仁先生は教育勅語は非常に有害なものであったといわれるけれども、あれに書いてあることは、兄弟は仲良くしろ、父母は大事にしろ、夫婦は愛し合えということだし、少しも間違っていないじゃありませんか」という質問を、ある教師が寄せたという。これに対して、羽仁は、相手が数学の先生であったので、「それじゃあなたは『朕思うに三角形の内角の和は二直角である』というふうになってもいいんだね」と尋ねたという。「それはちょっと違う」と口ごもったところへ、羽仁は次のように答えたという。
  三角形の内角の和が二直角というのはたしかに正しい。しかし、その上に『朕思うに』がつくと問題は別になってしまう。『父母に孝に、夫婦相和し、朋友相信じ…』というのは、三角形の内角の和は二直角というのと同じようなものだ。そして、これらの道徳を守れと天皇が命令しているのだ。 (和仁廉夫『歴史教科書とナショナリズム』)    
 教育勅語は、天皇(朕)が国民に対して「我が臣民」「なんじ臣民」「朕の忠良の臣民」などと臣民の語を繰り返し、天皇が一方的に命令する形式をとっている。天皇を神とし、国民はそれに仕える「臣民」に位置づけられ、「兄弟・夫婦は仲良くする」ことまで天皇が命じるものである。これは確かに、先の衆議院決議や羽仁五郎がいうように、国民の基本的人権を侵害し、主権在民の原則に反するものであろう。語られている「良いこと」にしても、文脈として、危急の際は天皇を助けるという目的へと結びつけられていることが問題である。また、男尊女卑の当時にあって「夫婦相和」すことがどのような負担を女性に強いるものであるかなど、社会的な文脈からも批判されねばならないだろう(高嶋伸欣教育勅語岩波ブックレット)。

「救う会」「つくる会」と「キリストの幕屋」の確認

1;「救う会」「つくる会」の主力団体の一つは「キリストの幕屋」である。

http://web.sfc.keio.ac.jp/~oguma/report/thesis/2001/ueno.htm
史の会では、よく「北朝鮮拉致問題」に関する署名活動が行われる。「この問題を早く解決するためにはより多くの方の署名が必要です。お願いします。」の声とともに、署名用紙がまわされる。これは、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(略称「救う会全国協議会」)の活動の一環である。〔略〕前述した「キリストの幕屋」信者の割合が増えているのが目に見えてわかるというのだ。なぜわかるのか、と問うたところT氏(44歳男性)とH氏(34歳女性)が頭の上で指をくるくる回した。
「幕屋の女性の信者さんは皆ほとんど同じ髪型をしているからわかります。長くのばした髪を三つ編みにして上にあげているんです。だからすぐ分かる。」

2;サンケイ新聞のビルで「キリストの幕屋」は毎週集会している。

http://www.makuya.or.jp/hikari/sankei.htm
キリストの幕屋 東京日曜集会
毎日曜日に、原始福音の集会が、下記のとおり開かれています。
日時: 毎日曜日午前10時
場所: 東京都千代田区大手町1−7−2
   大手町サンケイプラザ・3階

3; 「つくる会」「救う会」の実体である「日本会議」の理事長で、「明治神宮崇敬会」理事長の戸澤眞は、元「勝共連合」(統一協会)教務部顧問で、稲川会から金をもらっていた。
4;ヤクザバッシングの発信元は、中曾根康弘のブレーン、元警察官僚・宮脇磊介だ。中曾根康弘は、勝共連合統一協会)と最も親しい政治家の一人だ。勝共連合統一協会)と昵懇だった政治家としては、他に、岸信介安倍晋太郎亀井静香などがいる。

明治神宮と言えば…

明治神宮宮司宅侵入 器物損壊容疑で一水会を捜索
http://www.asahi.com/national/update/0302/005.html
 明治神宮宮司宅のガラスを割ったとして右翼団体幹部の男が器物損壊などの疑いで逮捕された事件で、男は右翼団体一水会」書記長の横山孝平容疑者(40)とわかった。警視庁は1日、東京都新宿区にある同会の事務所などを同容疑で家宅捜索した。
 公安部などの調べでは、横山容疑者は2月26日午後3時ごろ、世田谷区にある宮司(72)宅の敷地に侵入し、玄関のガラス3枚を木刀で割った疑い。 (03/02 05:58)

どういう背景なんだろうなあ。
日本会議理事長で、明治神宮崇敬会理事長の戸澤眞は、元勝共連合教務部顧問で、稲川会から金をもらっていたわけだが、関係しているかな。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050303/1109796427