カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

刑務所内で口封じされる「容疑者」たち

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050317/1111087453松本智津夫の「脳疾患」に見る、パターン〉つづき
松本智津夫脳疾患の記事は以下。

http://www.sankei.co.jp/news/050317/sha116.htm
麻原被告「脳疾患の疑い濃厚」と医師が見解
 拘置所内で介護を受けているオウム真理教麻原彰晃被告(50)=本名・松本智津夫=と昨秋接見した精神科医の中島節夫・元北里大助教授(67)が17日、共同通信の取材に応じ「器質性脳疾患の疑いが濃厚」との見解を明らかにした。
 中島医師は「詐病(仮病)の可能性も否定できないが、詐病と判断するにも精神鑑定が必要だ」として、精神鑑定のための公判停止申し立てを退けた東京高裁の対応を批判している。〔略〕
拘置所からの報告などで「言葉が出なくなっている」「失禁を続けている」「入浴、床の上げ下ろしなどもできず介助を受けている」とされることから、認知症(痴呆症)を起こす「ピック症」などで脳が病変を起こしている可能性が高いと、中島医師は指摘している。〔略〕(共同)(03/17 21:59)

「容疑者」がおかしくなった事件としては、「薬害エイズ事件」がそうだな。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1054220102/r286
安部被告 公判停止へ 薬害エイズ
 薬害エイズ事件で業務上過失致死罪に問われ、一審東京地裁で無罪とされた元帝京大副学長
安部英被告(87)の控訴審で、東京高裁(河辺義正裁判長)が医師に嘱託して被告の精神鑑定を行い「善悪を判断する能力がない」とする結果が出たことが十日、分かった。〔略〕公判停止の決定をする可能性が高い。
 停止すれば、安部被告の刑事責任が決まらないまま、一九九七年三月から約七年にわたった審理は事実上終結する。
 弁護団によると、安部被告は昨年、持病の心臓病などで入退院を繰り返すうち、話し掛けてもほとんど反応がなくなった。専門医が「心神喪失の疑いがある」と診断したため弁護団が同高裁に公判停止を申し立てた。〔略〕
 安部被告は帝京大病院第一内科長だった八五年、部下の医師に指示しエイズウイルス(HIV)に汚染された非加熱製剤を血友病患者に投与させ、九一年にエイズで死亡させたとして起訴された。
 一審の無罪判決を不服とした検察側が控訴し、二〇〇二年十一月から高裁審理が続いていたが、控訴審では安部被告は体調不良を理由に一回も出廷していなかった。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040210/eve_____sya_____001.shtml

ちなみに安部英の弁護人は、後に辻元清美の弁護人をする。なんで辻元の周辺はわざわざそんな人を選んだのかとても不思議だったので、社民党関係の人に質問したけど、その人は事情を知らなかった。辻元清美社民党やめちゃったしね。激しく謀略の匂いを感じるんですが。