渋谷駅前の光景/右翼街宣車と「ラエリアン・ムーブメント」
半月くらい前に、週末に渋谷に行った。いつ頃からか渋谷駅前は休日には日の丸がしつっこく飾られる、従来のギラギラとした雑然さとは別な、異様な駅前になっている。日の丸の赤い点は血の染みを連想させて、駅前にしつっこつ飾られると私なんかはギョッとする。
で、そのとき、渋谷駅前では、でっかい街宣右翼カーが止まっていた。「ああ、ここでも右翼が街宣してんのか」と思ったが、右翼の街宣はなかった。街宣右翼カーの前で、「ラエリアン・ムーブメント」が宣伝して本を売っていた。わりとたくさん人が集っていた(サクラだったかもしれんけど)。あれ? 街宣右翼カーで「ラエリアン・ムーブメント」の荷物を運んできたの? 少し離れて見ると、中央分離帯のところに、「ラエリアン・ムーブメント」の小さな街宣車があった。おや、では街宣右翼と「ラエリアン・ムーブメント」は別なのかな? …じゃあ、今この時間、街宣右翼の人々はどこで何をしているんだ? そう思って「ラエリアン・ムーブメント」の売り子たちと右翼街宣車を見てみる。右翼街宣車が「ラエリアン・ムーブメント」の護衛をしているようにしか見えない。
…まあ、神話では天皇は「天」、すなわち宇宙人の子孫だそうだから、右翼と「ラエリアン・ムーブメント」は仲がいいのかもしれない。よく判らないけど。
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