カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

悪意への想像力

「マスコミ九条の会」 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記/はてダ版の、続き。石坂啓の発言をうろ覚えで書く。すげえうろ覚えなのでその辺割り引いて読んでください。
「マンガ家は嫌な人が多い。これはなぜなのかと考えたが、マンガの中に善人だけ配置していたら、マンガにならない。悪人が何をどう考えているのか考えないとマンガにならない。」
世の中を最大限の悪意で見詰め、最低辺から見上げる視点がマンガの視点だよな、と私も思う。たぶん宗教右翼さんとかは、善意に満ちている。善意に満ちているから、人の悪意、自分の行動の結果なんかを想像できない。複雑性を理解しなくて素直に差別したりする。あと、お育ちのお宜しい方々も。
「私の息子は14歳になる。二〇〇七年に改憲が行われたら、徴兵の一期生になる。きっと、徴兵という言葉はその時使われない。ダサいから。別な言葉が使われる。国際奉仕ボランティア、とか。」
私の塾の生徒も14歳だな、とか思った。あ、そうか私は以下のフレーズ使えるんだ。「教え子を戦場に送るわけにはいきません」。