カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

年間一兆円の軍恩給付金利権

http://www7.ocn.ne.jp/~mazda86/diary/diary0108.html
8月2日(木) 
小泉首相靖国神社参拝が問題になっている。〔略〕ではなぜ議員は靖国へ参拝するのか。それは組織票となる軍人遺族会の支持を得るためであろう。ではなぜ遺族会が議員を囲わなければいけないのか。
それは今なお年間1兆2180億円〔原注〕の旧軍人遺族恩給をイタダキ続けるためであろう。
半世紀以上前の戦争の負の遺産
小泉、なんとかしろ。マジでやれよな。
〔原注〕 1兆2180億円:
いえね、ホントに困ってるんならあげていいさ。でも、もー50年経ってんのよ。もういいでしょ? 恩給貰ってるって人、周りにいる? 100万円を100万人に配れる金額なんだけど、1兆円て。どこに配られてんの? 
ちなみに2001年度予算は社会福祉費が1兆7千億円、生活保護費が1兆3千億円、科学技術振興費が1兆1千億円・・・など。
こういう数字って誰もが見ないといけないものなのに、財務省のHPで簡単に見れないの。PDFファイルにしてるみたい。怠慢だねェ。
今回は、↓こんなページが検出されたのでそこで調べさせて頂きました。
http://www.janis.or.jp/users/krn/tisiki/21syosan.htm

以前、大学図書館軍恩給付金を調べてみたら、統計白書かなんかだったかな、段が狂って記載してあって(そんなミスがあり得るのか?)、コピーしといたけど、けっきょく資料として役に立たなかった。しかしあんな記載ミス、あり得るのか? ありゃあ、わざとだな。(財務省HPを検索したが、ヒットしなかった。どうなってんだか)
ちなみに年間の日本の税収は、約三十兆円。つまり税収の約3%が、軍恩給付金に使われている。これって国賊的行為と違うか? 軍人遺族だけじゃなくて、当時消防団に入っていた、程度の人ももらっている。
…ああ、そうか。軍恩給付金て、つまり口止め料なんだな。税金から口止め料を出すなよ、国賊戦犯の後裔ども。

平成13年12月19日 軍恩連盟と小野〔清子〕事務所の合同忘年会
来年もよろしくお願いいたします。
http://www.onokiyoko.com/album/main14.html

誰が誰にどうよろしくなんだかなあ。

http://www.h2.dion.ne.jp/~kyokasho/0_conb07.htm
  これまで、日本社会における反動勢力として、日本を守る国民会議日本遺族会英霊にこたえる会軍恩連盟などがよく知られてきた。

英霊にこたえる会」と「日本遺族会」は、ずいぶん重なっているようだ。
http://www.eireinikotaerukai.net/E01Ayumi/E0103.html

からむコラム 2002年4月号〔橋本健午のページ〕http://www002.upp.so-net.ne.jp/kenha/column/column200204.html
「いまだに終らない日本の戦後」
 さいきん日本遺族会会長の古賀誠・前自民党幹事長は、韓国で"靖国神社"問題について金大中大統領と会談したあと、 「韓国、中国が緊張する八月十五日や、公式参拝にこだわる遺族会の活動のあり方がいいのかなどを考える時期にきている」と述べ、 参拝時期や方法などについて、再検討する考えを改めて示したという(東京02・4・3)。
 現職の日本遺族会会長が韓国の大統領と会うのは初めてであり、かつこのような発言をみると、 この夏の"恒例行事"の行方は大いに注目すべきである。
 昨年はどうだったか。小泉首相は「二度と戦争を起こしてはならない、戦没者の方々に哀悼の誠をささげたいという気持ちで参拝したい」と、 八月十五日にこだわったものの、その二日前に参拝してお茶を濁したが、はっきりと「ひとえに選挙に勝つため、日本遺族会の票をあてにしているのです。 十五日の参拝は彼らとの"約束"です」と本音を言えばよかったのである。
 中国や韓国の要人たちはそのあたりの事情を見抜いていながら、太平洋戦争のA級戦犯も合祀されている靖国神社に首相が公式参拝するのは遺憾と筋論で攻め立てる。 しかし、わが国の新聞記者たちは知っていても書かないから、一般大衆は報道される両者の意見の食い違いに「?」がつくのである。 過去を学ばず、現状を正しく認識していない多くの日本人は不幸、いや極楽といえる。
 日本遺族会と類似の圧力団体には軍恩連盟国連合会などいくつかある。 昨年夏の参院選では自民党比例代表候補である日本遺族会副会長と軍恩連盟特別顧問の小野清子(元・オリンピック体操選手)が上位当選を果たしている。
 かくして、わが国には"戦後"がずっと続いていく世界が厳然と存在する。

  http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050418へ続く。