カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「ニート(失業)問題」の解決は、屋台の復活から

ムラクモさんと会って話をする。
二〇・三〇歳台の職と収入を五〇歳台が奪っている構造を打開しないと、「少子化」「ニート(失業)」の問題は解決しない、という話をムラクモさんから聞く。「サラリーマンになるべき」という幻想が、「派遣社員」を作る。「派遣社員」をしていたら、結婚も出産もできなくて当然だ。収入が少なすぎるのだから。
打開策として「自営業」という回路を豊かにするべきだ。「自営業」を開業することが難しくなっている、というのが障害だ。「自営業」開業の基本は、「屋台」だ。「屋台」による開業を容易にする施策が必要だ。日本の、東アジア社会の、偉大なる屋台文化・屋台の古き良き伝統を、今こそ復活させるべきだ。ここで障害となるのは、まずは道路交通法だ。道路交通法を改正するところから失業問題は解決へ向かう。
以上、メモとしてここに書きおく。
あ、「ニート」の定義が「失業そのもの」ではなく、「失業問題を失業者当人の意識に責任転嫁している言葉」なのは知っているが、一つには「失業」を単に隠蔽するための言語装置(呪文)に過ぎないという判断から、もう一つは「構造的失業」であるという判断から、「失業」とここでは断定する。