警察天下り先による、「体感不安」を利用しての詐欺行為
きわめて本質的な事件なので、リンク先記事を転載する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060103-00000041-kyodo-soci
学校通報装置を独占受注 大阪府警幹部天下りの協会
大阪府警本部と学校を結ぶ非常通報装置の導入をめぐり、府警幹部OBが役員を務める社団法人「大阪府防災通信協会」が、府警に認定された唯一の機関であるかのような虚偽説明で、1000以上の学校などから独占的に工事を受注していたことが3日、分かった。
同協会は府警の厳重注意を受け、「独占する意図はなかったが、誤解を与える表現だった」と説明している。
装置は、大阪教育大付属池田小の児童殺傷事件(2001年)を機に、府内の小学校や幼稚園が相次いで導入。そのうちほとんどの1069校園が協会と随意契約を結んで、工事と保守点検業務を発注していた。
(共同通信) - 1月3日15時57分更新
[03:50]
1;「体感治安悪化」及び凶悪事件をダシにして、警察天下り先が不当な利益を得ていたことが判明した事件である。
2;警察天下り先が、詐欺行為を行なった事件である。
3;でも警察天下り先だから詐欺罪での立件はないんだろうな、きっと、詐欺の構成要件を充たしているかどうかではなく、警察天下り先だから。
4;この記事を配信した人はえらい。
5;大阪府警はたしか、公安警察の重要拠点のひとつだったと記憶する。ちゃんと確認してないけど。だからこの天下りも公安警察の天下りなんじゃないかな。
6;警察を無謬だとか無条件に信用できると思っている人間はバカである。近代人としての最低限の常識を持っていないと言える。だから警察天下り先による詐欺に騙されるんだ。と、ついでに毒を吐いておく。
7;実体のない「体感治安悪化」報道は、これら警察天下り詐欺のアシストをしている「なんちゃって報道」すなわち「宣伝広告」である。