総務省による「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する研究会最終報告書案」に対する意見募集
「有害」なインターネット情報を、元特高警察管轄官庁・総務省が統制してくださるそうだ。建前民主主義の手続きとして、下々の意見を聴取くださるそうだ。賢明なるブロガー諸兄、ガンガンにメル凸されたし。建前とは正当性である。建前は決して無力ではない。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060630_11.html
「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する研究会最終報告書案」に対する意見募集(総務省)
4 意見募集の期限
平成18年7月21日(金)午後5時必着インターネット上の違法・有害情報への対応に関する研究会 最終報告書案の概要
http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060630_11.html#bs1
(3)インターネット上の有害情報への対応に関する提言
1) 公序良俗に反する情報への対応を支援する方策
特定の情報が有害であるか否かは受け手によって異なるため、電子掲示板の管理者等と利用者との間の契約関係等について、統一的な基準を設けて自主的対応を促すことには慎重な検討が必要である。
しかし他方、近年、インターネット上の情報の流通を契機として違法行為が行われる事案が発生している状況にかんがみ、公序良俗に反する情報については、電気通信事業者団体等において、モデル約款等の形で一定の指針を示すことにより、電子掲示板の管理者等による送信防止措置を支援することが適当と考える。
〔カマヤン注;「違法」と「有害」を故意に混同させる記述がなされている〕
2) 青少年にとって有害な情報への対応を支援する方策
青少年など特定の者にとってのみ有害な情報への対応については、どの情報を有害ととらえるかは受信者ごとに異なることから、受信者側で情報の取捨選択を行うフィルタリングの導入が有効な対応であると考えられる。
一方で、フィルタリングの認知度・普及率は、様々な団体による普及啓発活動の取組にもかかわらず未だに低水準にとどまる。今後もフィルタリングサービスの利用促進に向けて、普及啓発活動をより一層推進するとともに、利用者のニーズに応じたフィルタリングサービスの改善等が期待される。
また、青少年を有害な情報から保護するためには、インターネットの安心・安全利用に関する保護者、教職員等の意識を高めていく必要があり、これらの者を対象とした啓発活動についても、積極的に推進していく必要がある。
〔カマヤン注;ここで言うところの「様々な団体」とは警察の子飼い組織・警察天下り団体・カルトのダミー団体だと疑うべきである〕
なお、元特高警察管轄官庁・総務省はwebユーザーのためを思って、webユーザーがたいへんに嫌っているpdfファイルで「意見募集対象」であるところの「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する研究会最終報告書案」http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/pdf/060630_11_1.pdf を公開くださったから、官庁が本来なすべきテキスト化の労力を私がなすこととする。少なくとも私はpdfファイルは激しく嫌いだ。たいへんに読みにくいし使いにくいから。
意見募集対象であるところの「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する研究会 最終報告書(案)」をテキスト化しました↓。
http://blog.goo.ne.jp/kamayan13/d/20060711
総務省はムチャクチャなことを書いている↑から、「有害」という言葉で文章検索されてください。
文量が多すぎるわ悪文だわで、テキスト化してもさほど使い勝手がいいわけでもないですが、少なくともコピペするのは少しは楽になっていると思うから、適宜コピペして利用ください。