カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

東京都青少年・治安対策本部青少年課への要望書

http://icc-japan.blogspot.com/2009/11/blog-post.html
2009/11/20
東京都に対して要望書を提出しました
この度、コンテンツ文化研究会は11月19日、一般社団法人連絡網AMIと共同で、東京都の青少年・治安対策本部青少年課に対して、来る東京都青少年健全育成条例改正に際して、過剰な規制を行わないよう要望書を提出致しました。
提出に辺り、ご支援を頂いた民主党・西沢けいた都議とあさの克彦都議のお二方には、この場を借りて深くお礼を申し上げます。

コンテンツ文化研究会の奮戦に敬意を表したい。
完全ボランティアで彼らはやっているのだし、スポンサーもなく、彼らは裕福なわけでもないのだから、たとえばコミケ準備会とか有限会社コミックマーケットは彼らに金銭的支援くらいしてくれないと、この先いつまで彼らが活動が持続できるかわからないと、運動経験者としては思う。東京都青少年・治安対策本部青少年課がターゲットにしているのはコミケを中心としたオタク文化全般だから、彼らを財政支援しないのなら、それぞれ防衛のために自前のロビー組織でも作らないと、そう遠からずこの持久戦は我々が敗北すると思う。我々オタクの個々の戦闘力はけっこう高く、瞬発力での戦いには比較的強いが、我々オタクは持久戦には本質的に強くない。そのわりには我々は奮闘していると評価できるが、前線に立った人が次々討ち死にする、リアルに言うと最前線で活動する人が次々経済的窮状に追い込まれるという人材の消耗によってここまで今のところ持ちこたえている。それはまずい。そして政治活動では持久力勝負なところがある。自前のロビー組織を今から新たに作るよりは彼らを支援するほうが色々と合理的でロスがなくお得だと私は思う。それともこのまま彼らが経済的困窮に陥るのを傍観しているのが正しいと主張する者でもいるんだろうか。米澤嘉博さんが存命なら色々そういう話もできたかもしれない。
以前書いたものを以下再掲。

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20090612#1244780932
こちらから政治へ働きかけなければ、単純所持規制も二次元規制もすぐに成立する。後続がいなければ規制はすぐに成立し、結局のところ私の人生のかなりの時間を費やしたこの活動は、たかだか10年ちょっと規制成立を遅らせただけ、ということになり、空しい人生だったなあ、とも思う。

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