カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

モテ期雑想

http://anond.hatelabo.jp/20110129020142を読んでの連想。
1;こういうタイプは30歳過ぎてからモテ期が来ることがある。
一応結婚できることが決まりました私でございますが、「カマヤンが結婚するなんて言ったから東日本大震災が起きたんだ」と言われた私でございますが、こんな私でも一応30歳代に何回か「ああ、これがモテ期というやつか」というのを体験したこともないこともないのでございます。振り返ってみれば。
ただ「こじらせ」ているタイプの人は自分で内的ハードルを無駄に高くしてしまったりして、モテ期を全然有効活用しないのであります。
だからいずれモテ期はかなりの確率で来るのでございますから、モテ期が来た時に適切に振舞うことを勧めるのであります。
2;モテ期に備えて、経済力をつけておくのが必要。(とはいえ、ねえ…)
モテ期が来た、と感じても、自身の経済力に自信がないと、活用できないのであります。しかしながらこれこそは「内的高いハードル」の最も大きいものでありまして、「世間は甘い!」と己に言い聞かせてハードルを越えてしまうのもそれはそれで一つの決断だと思うのであります。「今、どうもモテ期らしい」と思ったら、後先考えずに行動することもそれはそれでアリなのではないかと思われます。私はこの発言に責任を全然負えません。これは「高年齢童貞処女論」タグに横たわる大きすぎる問題であります。
3;「非モテ」という感覚は、10歳代から20歳代前半に形成される。
性欲や異性による承認の欲求が最も激しい時期は、10歳代から20歳代前半であろうと思われます。よってその時期に「モテ期」が来なかった人は自身を「非モテ」と認識すること確実でありますが、そのことと実際に魅力的であるか否かは多少の相関はあっても合致しないと思われるのであります。
全く余計な話でありますが、私の性欲が最も激しかった時期は10歳代前半、とくに11歳から14歳頃の時期でありまして、小学校高学年頃が最も性欲に強烈に振り回された時期であります。こういうのには数年の個体差がございまして、私は性欲に関して早熟でございまして、それがこじれでかなりきっついペドファイルになったのでございますが、そんな私がモテ期を自身で感じたのは30歳代でございます。
自身の性欲が最も強烈な時期とモテ期が合致すれば幸せでございますが、なかなか残念ながら合致しないのであります。10歳代20歳代前半にモテるのとそれ以降にモテるのでは、幸せ度合いというか、勝利感覚というか、何と言うかアレが違うというのは、強く深く理解するところでありますが、ズレてしまうのは自身の生まれつきのキャラによるのでありまして、わりとどうしようもないと思うのであります。キャラを完全改造すればあるいはどうにかなると思いますが、「非モテ」な自認の方はたいがいキャラを変えることを他のどんなことより拒むでありましょうから、これは二拓であります。かつキャラを変えたからといってモテ期が早く来るとは誰も断言できないのであります。宮台真司先生などは生まれつきのキャラを無理やり完全改造してモテ期を速められた方なのかもしれないとちょっと思うのであります。
4;異性に求めるものの感覚は、年齢により、成熟度合いにより、異なってくる。
女性が男性に何を求めるかは年齢により、成熟度合いにより、異なるのであります。オッサン的な雰囲気に味のあるキャラならば、オッサン的雰囲気の味が判る年齢・成熟度の女性でなければ、惹かれてくれないのであります。これは相互にそうなのでありまして、自身が異性に何を求めるかは、私の中ではムチャクチャ矛盾分裂しておりまして、その矛盾分裂にケリがつかない間は「ああ、今自分はモテ期だな」と感じてもそれを全く活用できないのであります。これもまた内的ハードルの無駄な高さの一つであります。
自身の欲求の矛盾を無視すれば、ある時期にある人々からある程度魅力的に見えることというのは、これはあるのであります。ただそれを自分で納得するか活用するかといった相互のタイミングの問題がたいへん大きいのであります。
リンク先の増田は、「旦那にするには悪くないかもしれない、でも恋人にするにはノーサンキュー」と言われそうじゃん? 旦那にするにはいいかも、というモテ期がおそらく、何回来るかわかりませんが何回か来ると思われますので、その時に適切に振舞われますように、と思うのであります。
5;すげえ余計な話ですが、私はルックスが私にそっくりな親戚がいまして、彼はミーハーで軽めなキャラでありまして、いわゆるリア充でモテました。
とくに幼少期と、10歳代後半から30歳代前半にかけてルックスが相互に酷似していたのでありますが、私はその時期に抑鬱陰鬱な時期を過ごしておりまして、女性と無縁ではありました。彼のほうがずっと年上なのですが、私のほうが早く老けました。オッサンになってから私は「ああ、これはモテ期なのかな」と感じることもないわけではないのでありまして、その時期に後先考えなければモテ期をそれなりに謳歌したのかもしれませんが、私はミーハーで軽めなキャラではないし、無駄に内的に捩れることを指向しまして、そういうのとは無縁に過ごしたのでありました。
私とルックスのそっくりな親戚は、リア充な学生時代を過ごし大企業に就職して脱サラして事業に大失敗しまして借金問題で一時大いにこじれまして、かわいい嫁さんをもらいまして、まあそれはそれで収まるところに収まりました。私のほうは、空虚な学生時代を過ごしプロのペドファイルとしてマンガ家してフリーターして借金は作らず、おそらくしっかりものであろう嫁さんをもらえることになりました。嫁さんのキャラは全く対照的であります。相互のキャラの違いを反映しております。私は他人から見るとこの糞豚死ねと思う人は思う程度の幸運に恵まれてはおりますが、まあなんというか、以上書きおくものであります。
6;それはそれとして、「内的ハードル」は、非人格的社会圧力が後ろにあるとも思われます。
非人格的社会圧力については以下参照されたし。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/archive?word=%2A%5B%B9%E2%C7%AF%CE%F0%C6%B8%C4%E7%BD%E8%BD%F7%CF%C0%5D
童貞は高年齢化しているようであります。
7;「読書猿」さんがちょうど「非モテ」を話題にされていたので、リンクしておきます。
http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-130.html

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魔法少女まどか☆マギカ ラバーキーホルダー 暁美ほむら

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