カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

君子一言、快馬一鞭

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綸音汗の如し、病は口より入り禍は口より出ず
故事成語の類で、「君子が一度出してしまった言葉は取り返しがつかないのだ」という意味の言い回しがなんかあったはずだなあ、陳舜臣あたりで読んだはずだなあ、とか思って検索したが、ぴたり嵌るのが見つからなかった。
本日、町や県の役人と、湖周辺の違反状態などについての見分につきあった。
よく判らないまま、県の役人相手に、比較的近隣の貸しボート業同業者について、不適切なことを言ってしまった。
君子一言、快馬一鞭。綸音汗の如し。病は口より入り禍は口より出ず。
良く知りもしないことを言うべきではない。他の同業者からの私への評価は今日一日でガタ落ちだろう。私への評価は落ちたままで構わないから、件の同業者に無為な火の粉が飛びませぬよう、明日、どうにかフォローできないか、県の役人に弁明しよう。巧くいきますように。

2

ご近所だの同業者だのに関する評価や情報について、父母から断片的に聞かされていた情報が不正確すぎて、かつ、丸っきり私に対して情報更新がなされないので、でもって我が父母は私に対してそういう不正確な断片情報を与えたことを完全に忘れていて、一方聞かされた私は覚えていたのだが、そんな情報一つも役に立たないし何の判断材料にもならないし、むしろ材料にすると自分が怪我をするということを、改めて思い知ったり。我が父母から得られる情報は本当にガチャ情報でしかなく、情報的価値がない。そして私はこの地に親しい相手、適切な情報回路を持たない。この土地に生きるにおいて、寄る辺とすべき情報がないのがしんどい。
我が父母は実質引きこもり生活をしてそれで成立していたから彼らはそれでいいっちゃあいいんだが、私は彼らとともに引きこもるのだけは遠慮被りたい。悔しいなあ。ここでの父母との生活は常にこういう悔しさを思い出させられる。
素の出来がそんなに悪いわけでもないのに、所与の環境が劣悪すぎて、何をどうあがいても糞バカネトウヨにしかなれなかったタイプの人に、時々、切ねえ感情を覚えるのは、私のここでの生活環境が、それにすげえ近いからだ。

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