カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

寄付金と協賛金を出版社へ求めよ

自分ができもしなかったことをヒトへ求めるのは望ましいことではない。とはいえ、自分の偏りが運動の偏りとなっている場合、自分が克服できなかった点、自分が手を付けるに至らなかった点を後代へ求めるのはむしろなすべきことかと思う。
ふつう、NPOとかは、関連企業に寄付金による協力などを求めるものである。
表現規制反対活動は、普通に考えて出版社へ寄付金協力を求めてしかるべきであるが、今までの偶然により、おそらく現時点まで原則として一度もそういうのを求めていないと思われる。
表現規制反対活動団体、具体的には「うぐいすリボン」や「コンテンツ文化研究会」、あと水戸泉さんと義月粧子さんは、大手出版社や大手ゲームメーカーなどに、寄付金を求めるべきである。寄付金を求めるための企業相手のロビー活動をするべきである。特に前2者。私が表現規制反対活動の中心にいた時代、具体的には「マンガ防衛同盟」と「連絡網AMI」に参加して活動していた時代、我々はそこまで手が回らなかった。今は「表現規制反対活動」の実績もそれなりに積みあがっているのだから、大手出版社や大手ゲーム会社に寄付を求めてもおかしくないと思われる。というか求めるべきである。色々な状況から考えて、求めない方がむしろ不自然だと思われる。
今まで試みなかったことを新たになすには思想的飛躍が必要であるから、他の市民団体でそういう寄付金を募る活動をしている例があれば、たいがいは募っているはずだから、教わって、真似るべきである。たまたま、「表現規制反対活動」は活動資金を寄付金で賄うということを原則的に行わないで回してきたのだが、それはそれで実はけっこう異常というか例外的すぎる事柄であるから、ふつうに寄付金を利益享受者であるところの出版社やゲーム会社から求めてしかるべきである。求めるノウハウというか思想的飛躍を他の市民団体に仰ぐ必要はたぶんあるだろうけど。具体的には山本夜羽音さんの知り合いを辿れば寄付金で回している市民団体の知り合いを獲得できるだろうと想像するから、どうにかその辺から教わって。

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画像は http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=big&illust_id=25032464 から。戦国武将 伊達政宗