カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

美浜原発実働訓練

神浦元彰のサイトから。

http://www.kamiura.com/new.html
国民保護 初の実動訓練〔略〕自治体計画策定に遅れ (読売 11月28日 朝刊)
[コメント] 〔略〕テロというのは愉快犯の仕事ではない。あくまで政治的な目的を持った軍事行動のひとつなのである。ある組織がテロを行えば、自らが実行した犯行声明を出す必要がある。それも実行犯しか知らない事実をあげて証明し、間違いなく自分たちのテロと証明しなければいけない。それから政治的な要求を行うのである。
 そのような条件がテロには必要なのである。しかし今、北朝鮮が日本で正体を明かして、テロを行うメリットがあるだろうか。新幹線爆破など北朝鮮工作員にとっては朝飯前の仕事であると思う。しかし北朝鮮のテロによって大惨事が起これば、日本人が北朝鮮に対する怒りを考えて欲しい。あえて具体的なことは言わないが、北朝鮮は日本から耐え難い報復を被ることになる。そのデメリットを考えれば、北朝鮮が日本の原発を襲って破壊するメリットはない。これが軍事でいう現実的な抑止力なのである。
 ニセの脅威はよく権力者によって作られる。歴史上の教訓がある。それは軍事でよく語られる「ミサイル・ギャップ論」である。1957年にソ連は初の人工衛星「スクートニク1号」に成功した。そのとき米国では、明日にでもソ連の核ミサイルがアメリカ本土に降ってくると「ミサイル危機」が叫ばれた。国防省の発表に議会や国民など、アメリカ全体がパニックになったことがある。これが米国防省が唱えた「ミサイル・ギャップ論」で、これで当時の国防省は国防予算の記録的な獲得増に成功した。しかし数十年後、米国の情報機関は当時のソ連戦略核ミサイルを開発出来る能力が無いのを知っていたことがわかった。ミサイル・ギャップ論で国防予算を増やすために、情報機関が得た真実は議会や国民に伏されたのである。
 あくまで脅威(仮想敵国)は相手の意志と能力で決まる。日本では仮想敵国で意志の部分が曖昧である。意志のことが理解できないと、抑止力の構成が曖昧になる。国家が虚偽の脅威を作り出し、省庁の権限強化の法案や、予算獲得に利用させることにも繋がる。そのようなニセで成り立った国家を作っては、真の脅威が見えてこず、国力を分散させて弱体化させる。〔略〕

ふむふむ、と思った。
ところで、地震による事故に対応する避難訓練のほうがむしろ優先されると思うんだが、どうやら美浜原発地震にはビクともしないがテロには負けるらしい(防衛庁と電力業界への皮肉)。原発テロはまだ歴史上起きたことはないが、原発事故は大規模なものだけでも歴史上複数回起きているのだが。

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